きまぐれがき
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2006年03月22日(水) もやもや〜

庭のミモザが満開。といっても2年続けて寒肥を施すのを
忘れたので、弱々しい花房。
枝を一抱え折って花瓶に挿したとしても、キスリングの
ミモザには程遠い姿だろう。


母が大声で呼ぶので何事かと行ってみると、
「パパ公は今どこにいるのかしら?」
自分の夫のことを忘れている。
「死んだでしょ」と、あっさり答えると顔色が変って
「何時!?知らなかったわ」
怯えた顔、いまにも泣きそう。

最近、このやり取りの繰り返しばかりだ。

決して忘れるはずがないような記憶が消えていく。
それが不安だという意識がまだ本人にあるのでパニックに
なるのだ。

日に何度もこの呼び出しがかかるたびに、胸がズキンと痛む。
私の不整脈の原因はコレなのか。




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