日々の泡

2006年07月24日(月) 象のブランコ

昨日にひきつづき。
このところ工藤直子さんの
『象のブランコ―とうちゃんと』
を読んでいたらまたぞろ涙が出そうでした。
こんな親になれたら素晴らしいかも、
でもこんな、人としても親としても
「欲のない」人になるのは大変なことであるなと。

それにしても日本のある世代の
モノを書く人たちというのは
なんと「外地」育ちが多いのだろうか。
貧しい生活であれ豊かな生活であれ
異文化の近くで、そして伸びやかな自然のなかで育ち
なにか価値観が激しく崩れ落ちる時代に
帰国子女?として日本を見たひとたちだからだろうか。

長新太さんの画による絵本
『ともだちは海のにおい』は
私たちきょうだいのお気に入りでした。
大きな口の中に書庫を持っている
優しくてのんびりやのくじらと
体育が得意な元気もののいるかは
お父さんと直子さんだったのかな。
この本を読んでからはそう思えてなりません。


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蟻塔

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