Land of Riches
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人生初の日暮里・舎人ライナーに乗車して、舎人公園まで春の花々を見に行ってきました。 ゆりかもめより更に新しい完全無人の新交通システム。車体も2年前の製造で、太陽光が窓ガラスで カットされている(カットしているのは人間が嫌がる波長部分)ので車内が若干薄暗く感じます。
私立の学校は土曜も授業があるので、ちょうど午前の授業を終えた学生で車内は埋まっていました。 平日朝は出勤ラッシュで大混雑だと聞きます。荒川区や足立区の鉄道空白地帯を通っているのです。
終点の見沼代親水公園も未踏ですが、今回訪れた舎人公園も初訪問。交差点で区切られた4区画に 今、流行しているキャンプ用の敷地や一般的な公園にある子供向け遊具、花畑やランニングロードなど 多彩な機能を詰め込んでいます。敷地内には足立区で一番高い場所と称する盛り土があるんですけど、 これが日暮里・舎人ライナーの車庫に土を盛ったものらしくて驚きました。そこはたんぽぽなどが咲き乱れ、 整備せず自然に任せた感じになっていました。釣り禁止の池に釣り糸を垂らすおじさんがいたり、 道なき土手を自転車で駆け下りる少年がいたり、足立区らしい無法地帯さも感じられました。
夜も青い照明を灯すネモフィライベントを開催するなど、目玉のネモフィラ畑は片隅に。 ソレイユの丘に比べると花の直下にある葉を間引きしているのか、はたまた斜面だから茎が伸びるのか、 単純に開花が進んでいるのか、青い絨毯らしさは強く感じられました。土曜だから単純に人も多く。
畑の脇にはネモフィラの花言葉を紹介した看板もありました。見ての通りの「可憐」以外に 原産地たるアメリカ大陸からヨーロッパに渡り難なく土着したため「どこでも成功」という 可愛げのない花言葉も持つそうです。数年前からひたちなか海浜公園で有名になったネモフィラですが、 どうも栽培が比較的簡単っぽい(というかミント並みに土着すると手が付けられない)らしく、 南関東でもウリにする公園が増加中のようです。横須賀でもソレイユの丘以外に久里浜にもあるようで。 舎人公園は八重桜とのカラーコントラストが鮮やかで、春らしい景色をお手軽に見られる良い場所でした。
帰りには日暮里のOKEIブルワリーに立ち寄り、前日見送ったビールも堪能しました。タップルームなのに フードにおしゃれなソースが掛かっていて美味しかったです。お店の料理人はフレンチ出身だとか? ビールの名前だけ権利関係大丈夫かな感ありました。ちいから、柑柑同立、荒川HAZYアンダー・ザ・ブリッジ等。
2025.4.13 wrote
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