色々と各方面にご心配かけましたが、元気です。 状況は相変わらず変わってないんですが、悲しみや驚愕には 時間の経過がいちばんの薬だと改めて実感。
冷静になってくると、意外と楽観的になるものですね。 というか、瞬間的に悲劇に浸りやすい性格なだけかも。(ドラマチック体質) 後ろ向きに立ち止まるほど、限られた時間の無駄使いもないんで 前向きにガツガツ頑張っていこうと思います。
【定例近況報告会】
・お祖父ちゃんが91歳で逝去。合掌。 外孫でしかも女の私が、内孫の男の子2人を差し置いて、告別式で孫代表のお別れのご挨拶披露。 叔父曰く「適材適所」だそうです。(まめ一族は軒並み女の方が強い) お祖母ちゃんが、「一人前に立派になって」とそっと涙を拭ってました。 お祖母ちゃん、それ、跡継ぎの孫に言う台詞なんじゃないの?
・そんな訳で、10年ぶりくらいに母方の親戚一同が会しました。 叔父さん2人がどこのヤ●ザかと思うような風体で、お祖母ちゃんとウチの母に向かって 物凄い清水弁でまくし立てるので(清水弁はとても荒い…要するに言葉が汚くてちょっと喧嘩腰) 居合わせた人は遺産を巡って親族紛争でも起こっているのかと思ったそうです。 あの人たち(私も含む)、口の汚さと人の話を聞かない喋りが基本フォーマットですから。
・お葬式って、色々と勉強になります。 さすがに大往生って歳だし、周りもいい加減覚悟は出来ていたんで それほど湿っぽいお葬式ではなかったんですが、思うところは多々あった。
・先日、京都まで観にいった、曾我蕭白 という江戸時代の画家の絵が大変気に入ったので、 古本屋で特集号の芸術新潮を購入。ついでに、ル・コルビジェの特集号も。節操なし。
・木下大サーカス を観にいった。人生2度目のサーカス。 猛獣ショーにイリュージョン、ピエロに空中ブランコと、童心に返って大はしゃぎ。 本当によく出来たエンターテイメント。さすが100年の歴史と伝統。 徹底的に鍛え上げられた職人技と、無駄のない構成が素晴らしかった。
昔のサーカスに抱いていた、どことなく後ろ暗く物寂しい、異世界っぽい雰囲気は その前にみた、寺山修司の舞台の方がよっぽど近いかも。 あれはすさまじく暗く猥雑な、昭和のアングラの匂いがした(大好物)
・ミッフィー生誕50周年記念ポストカード入手。 ディック・ブルーナは、本当に素敵なお爺チャマだ。
・お爺チャマ繋がりで、鈴木清順の非難轟々最新作、「オペレッタ狸御殿」も是非観たい。 私は清順監督作品に、判りやすくドラマチックな物語性など全く求めていないので 不評の数々はそれほど気にしません。 あれは頭で理解するものじゃない。目で観て直感的に感じるものが全てのはずだ。 日本映画なのに、中国人のチャン・ツィーが日本のお姫様役という矛盾は、 真剣に首を傾げるような問題じゃない。あれはお爺チャン一流のジョークだと私は信じてる。
なんだか偉そうな日記だね。きっと後で読み返したら恥ずかしいに違いない。
追記:髪を切った。前髪復活。そしてキノコシルエットも復活。
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