■人と寄り添い合って生きていくこと。 とても大切なことなのだけれど、ふと思った。
ここんとこ、ずーっと相手の視点でしか、自分のことを見ていないんじゃないか? えーと、えーと、私の視点で見る私って、どんなヒトだったんだっけ?
で、視点をぐぐっと自分の方に戻してみたりして。 悲しいことがあった時、自信をなくして落ち込んだ時、昔の私はどうやって解決してたんだっけ? 今の私は、人と寄り添い合って生きていくことで、自分の強さを無くしてやいないか?
■てなことを考えながら過ごした一昼夜の後、今日は帝国劇場で『ミス・サイゴン』を観てきました。 お話はステレオタイプな悲恋物なのだけれど、 観終わった後、私にしてはえらくストレートにこう思ったのですよ。
寄り添い合って生きていけるチャンスを貰っているのなら、それを遠ざける理由はないじゃないか。 強さはその中で育てていけばいいじゃないか。 そーか、そーか、そういうことかー。
最近、自分で思うほど私は複雑な人間じゃなかったんだ!ということに気がついたワタクシです。
■『ミス・サイゴン』は、なんともやりきれない結末なだけに、カーテンコールの明るさに救われた感じ。 エンジニア役の橋本さとしさんなんて、オーケストラピットに体半分落っこちて救出されてましたよ。 市村・筧・別所のエンジニアを見ていないので比較はできないものの、 橋本さんの胡散臭い雰囲気とスタイルの良さは、役柄にぴったり。 これまた、松たか子嬢他のキムを見ていないので比較はできないものの、 新妻聖子さんの小さな体は健気な役柄に合ってたし。 おそらくキャストローテーション的には地味目な回だったんだけど、 十分満足できましたよ(って、まぁ、割引料金で観たってのもね、あるんだけども)。
帰りに劇場近くの伊東屋でサンタクロースのちっちゃいヌイグルミを購入。腹這いポーズの脱力系サンタ。 もう街中ではツリーのデコレーションも始まりましたね。 我が家も今年は部屋が広くなったので、ちょっと大きめのツリーを飾ろうかなー、 などと画策中(時間はあるのか、時間は)。
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