城主の日々
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2002年05月29日(水) |
自分の家、家族の家。 |
うちは家族らしくない家族です。 それぞれが好き勝手なことをして、お互いなにしてるかあまり知りません。 母がサッカーイタリア代表を追っかけて仙台まで行ったと言うと 大抵の人が驚きます。 昔から母は友達と海外に行ったり、グループサウンズに夢中になってあちこちコンサートに行ったりと活動的なので、これが当たり前だと思ってましたが大抵の家庭のお母さんはそうではないみたいですね。
わたしもわたしで家に帰ったら自分の部屋にこもり、よくわからんマイナーな音楽を聴きながらネットや嗜好する人の少ない奇抜なファッション=ロリイタの雑誌なんかを読んでいたり、ある日突然ミシンをひっぱりだして服を作ったり、気が向いたらギターを弾いたりしてるので、どう転んでも普通とは言えませんし。
父は父で顔を合わしても「おう」くらいしかはなさないのでさっぱりわかりません。
しかも家族全員でご飯を食べたりするのは今となっては週一回あるかないか。 小・中学校の頃も多くはなかったと思います。 一人っ子で共働きなので、昼間から一人で家にいることが多かったし。
そんな環境で育ってきたので、家にたくさん人がいると逆に落ち着きません。 それはそれで不幸であったとは思いません。 ただ、家の広告を作る今となって少し困っています。 家の中心はリビングで、家づくりの際にもリビングが一番注目するポイントなのですが、わたし自身がリビングにいて家族の団らんをあまり体験していないので、いまいちピンとこないのです。
自分の環境を大事にしたいわたしとしてはリビングに力を入れるより自分の部屋に神経を注ぎます。 そこらへんの感覚の違いが広告を作るにあたってじゃまをするのです。
自分が家庭を持つとなったらどうなるかわかりませんが、家族の団らんを大事にしながらも、自分の時間も大事にすると思いますね。
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