2005年05月13日(金) LOBLI


昼間の長くを油のにおいが充満する厨房で過ごす毎日。
仕事が終わる頃には町が青みがかってきています。
ふだんは、そのまま帰るだけ。
寄り道をしたとしても、近所の洋服屋さんとか、スーパーとか。
私の日常のほとんどは私の町の中でできています。
今日は、ちょっと足を伸ばして電車に乗ってみました。
目的は大きな本屋さん。
おやすみ前の文庫本と、パートの阿部さんにプレゼントする本と、カメラ雑誌を買いに。
そこの本屋さんはワンフロアに全部がぎゅっと詰まっているので、
立ち読みの苦手な私でも、自然といろんなジャンルの本に目が行きます。
写真集、漫画本、料理本、雑誌、小説…
本、最近読んでないなぁ。
ひと月に一、二冊しか読んでません。
読書以外に興味が広がってきたのと、仕事で疲れているのとで。
でも、やっぱり気がつきました。
本はいいものなんだって。
深くて、広くて、近くて、大きいって。
ひとつところを愛すのはとてもいいことだけれど、
たまには違うところに目を向けたりおもむくのも大切です。
自分の中に新しいものが吹き込んでくると、
気持ちもまたひとつ新しくなれます。
今夜は、また寝る前に本をめくるつもり。



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