”BLACK BEAUTY”な日々
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Boogie
日曜のスタジオ到着すると、顔見知りのバンドが練習を終え、テーブルに座っていた。 挨拶を交わすと、テーブルの上に一冊の文庫本が置いてあった。
それは安部公房の本だった。
安部公房という作家を知らない方も大勢いらっしゃると思うけど、昭和の前衛文学をリードした、大江健三郎と並ぶ偉大な作家さんです。
この人の書く物語はもの凄くドラッギーで、最早「あっちの世界」に行っちゃてるようなストーリー、表現が多い。 正直、自分のような凡人には理解することが不可能な作家である。
ネットで調べてたら、安部はピンクフロイドの大ファンでシンセサイザーも所有していたらしい。
「日本のシドバレット」
なんとなく、二人が重なって見えた。
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