彩々

2007年07月06日(金) ありがとう

くたくたに心身とも擦り切れ、
けれど今夜も眠れず、
虚ろな目でパソコンに向かっていた。

久々にチェックしたメール。

「時々お邪魔してました。更新大変でしょうけど、頑張って下さいね」

ありがとう。
あなたのメールのおかげで、
私の中では
3年以上も埃をかぶってた、自分の言葉たちと再会しました。

長いあいだ日付はとまったままなのに。
相手に届くかも不確かな便りなのに。
それでも、
メールを送ってくれたあなたに。

本当にありがとう。

ちなみに。
彼女はまだ、
私の隣にいてくれています。

近頃のわたしは、
仕事の意味を見失い、
それでも周囲の期待に応えようと走り続け、
自分の生きる価値にすら、
疑問を持って、
ちいさくちいさく、なっているのに。

彼女は、
そんな私に愛想を尽かしながら、
時々、実に不機嫌そうな視線を投げかけ、
時々、無心の笑顔も見せてくれて、

混沌の中に清らかな光をみるような、
でも、
実はそれは幻想で、
気づけばさらに深い淵の底にいることに気づくような、
なんとも形容しがたい気持ちにさせてくれます。

この疲弊しきった精神が、
どんな言葉を紡ぐことができるのかとても心もとないけれど、
何とか、
澱んだ何かを吐き出すことを再開したいと思っています。

明日から梅雨も復活。
逃げたいくらいさまざまな役割が課せられた日々もリ・スタート。
負け戦を予感しつつ、
それでもファイティングポーズをとりたい。
弱弱しく、誓ってみる。



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喬(きょう) [MAIL]

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