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■ 2008年03月31日(月) マズイモンはマズイ
気が付いたら当サイトのカウンタがひっそりと8万超えてました。
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先日、渋谷東急本店のマリナドブルボンに行った際、エスカレーター前にあったドゥマゴで見付けた、「限定」缶入りアフタヌーンティーバッグ5個入500円。缶の可愛さに負けて「ブレンドティだし原産地スリランカって書いてあるしそんな大きく外れないだろ」と3缶(缶が違うだけで中身は同じ)買ったんですよ。まあ前に書いた通り予想を大きく裏切り外れたワケですが。
ドゥマゴ。LES DEUX MAGOTS。フランスはパリの老舗カフェらしいです。フランスって紅茶自体はイギリスより古くに入ったらしいけど、紅茶よりもコーヒーの方が飲まれるらしいです。まあ「カフェ」ってコーヒー飲むところですからね。紅茶はティールームとかティーハウスとかティーサロンですよね。 抑も、フランスにしろイギリスにしろ、ヨーロッパってのは水が硬水です。紅茶には軟水が適してると言いますが、本場の水は硬水なんですよ。 紅茶は硬水で淹れるとカルシウムなんかの所為でタンニンが出にくく、旨味や香りが弱くなって水色も黒っぽくなるんだそうです。逆に軟水で淹れると渋くなりやすくて水色が薄くなるということです。
じゃあこのハズレ、硬水で淹れたら 渋みが弱まって美味くなんじゃね? だってフランス人はこれを硬水で淹れて飲んでいるのよ。軟水で淹れて飲んだって本場の味は判らないわ!
そう思い立ったわたくし、早速フランス産ミネラルウォーター・ヴィッテルを買って参りました(エビアンにしようと思ってたけど、エビアンは330mLボトルしかなかったのです。ポット1杯500mLなのです)。 ペットボトルの水は空気が少なくて紅茶に向かない(茶葉がジャンピングしなくなる)そうなので、空気を含ませるためちょっと電気ポットに入れてから一度フタして振りまくります。それから全部電気ポットに入れてスイッチオン。沸いたお湯をティーポットに注ぎ、ティーバッグをひとつ入れ、待つこと3分。マグカップに注ぎます。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ( ゚д゚)、ペッ ・・・・・・・・・・・・・・・マズイよ?
砂糖入れてもダメ、ミルク入れてもダメ。何してもダメ。
大学で2年間、フランス人からフランス語を習った際に、「嗚呼、日本人とフランス人てのは基本的に徹底的に合わないんだな」と悟った私ですが、こんなところでも徹底的に合わないんでしょうか(゚д゚)マズー もっと美味い紅茶をしるぶぷれ。フレーバーティーはナシな。
さあ、あとティーバッグ9個どうやって片付けるかが課題ですよ。もうバラして他の茶葉と混ぜて自分でブレンド作るしかないのか? ダージリンあたりと混ぜたらこの嫌な感じの濃さが中和されるだろーか。ダージリン飲まないからTWININGのアソートに入ってる分しかないけど。でもそれじゃTWININGのダージリンが勿体ない!
あんまりにも不味かったので、思わず珍しく茶葉からハロッズのNo.14を淹れちまいました。しかもちゃんとティーポットとカップも温めて。 ぐあーうめーよハロッズ。やっぱ紅茶はイギリスだよ!
そう確信した雨上がりの年度末。明日から4月ですよ。
・・・・・・・・・・一応断っておきますが、紅茶は嗜好品なので、美味い/不味いは完全に主観です。きっとこれが美味しいと思う方もおられると思います。私の好みに合わないだけです。
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・過去の「今日」。
2006年03月31日(金) 黄金(きん)と鯨と青い空 <画像あり> 2004年03月31日(水) 桜と海と鉄の鯨 <画像あり> 2001年03月31日(土) 花見の予定が・・・(TT)
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