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■ 2010年01月20日(水)
【乗馬】落馬の冬【112鞍目】
「冬は馬が活発に動くから、事故が多い」
・・・というのは、冬の初めに聞いていました。人間だって寒いと体を動かしたくなりますよね（暖かい所に引き籠もりたいとかは置いといて）。馬も同じで、寒いと体を動かしたくなるんだそうです。しかも暑さに弱く寒さには比較的強い生き物ですから、札幌程度の寒さで縮こまりはしません（馬房寒いぜ）。
そういうワケで、ホントに落馬が頻発しております。
先々週は、馬場の入口で待機してた馬に驚いたピーちゃんが派手に暴走して、乗ってた同期のIちゃんが落馬→病院行き（幸い打ち身程度で済みました）。私は2頭前でろばおに乗ってたんだけど、横をピーちゃんが駆け抜けてったのにろばおも驚いて飛び上がり、それを落ち着かせるのに必死。だって釣られて一緒に暴走して、万が一落馬したIちゃんに追突したりしたらどーすんの。暴走した馬の進路を制御する自信は正直ないので、それが一番恐い。
昨日は部班の先頭を行っていた先輩が、ちょっとした馬への指示のミス（らしい）で落馬。壁際で落ちたのでお尻を壁にぶつけたくらいで、そのまま騎乗していました。良かった。でもやっぱり、後ろにいるとびっくりする。
今日は4頭で輪乗りで駈歩してた時、私の前にいたボスが突如激走！ 私が乗ってたアロと後ろから来たターボも釣られてというかビビってというか暴走気味に走り出し、しかもボスは落馬。乗ってた同期のSくんはボスの向こう側に落ちたけど（しかも意外と大丈夫そう）、そのボスとか一緒に暴走してる荒くれターボとか、馬場内にいる人とかにぶつかったら困る！ しかもアロは激走する時はホントにびっくりするくらい勝手に激走するし、前の馬に付いていく習性がひじょーに強い！（荒くれターボに絡んだりしたら絶対蹴られる・・・！）
馬を落ち着かせるためには、低く「おー」とか「ほー」とか声を出したり口笛を吹いたりして、そういう音で「大丈夫」って教えてあげます。
「ちゃんと座って！」と言う先生に「はい！」と答えつつ（鞍にちゃんと座らず前傾姿勢になると馬が余計走るし落馬しやすい）、「ほー、ほー」と声を掛けながら、馬場を2周くらい走りましたよ。馬の気持ちを静めつつ、自分もしっかり鞍に座って全身でブレーキを掛ける。
でもその後も、閉まってる扉の前に来た所で突然何かに驚いて常歩が速歩になっちゃったりと、いつも以上に落ち着かないアロでした。何に驚いたのか、人間には判りません（少なくとも何の音もしなかった）。
半年前の私だったら、馬が躓いた程度でもびっくりどっきりでしたが、今はその程度なら馬の足下がおかしくなってなければ「別に」って感じ。多少暴走しても、制御出来る出来ないは別として、「とにかく馬を落ち着かせよう、常歩にしよう」ということを考えられるようになりました。
先生だって、半年前に我々1年生の乗った馬が走りだしたらマジで慌ててましたよ。今は先生の方にも余裕があると思う。
駈歩発進とかそういう技術的には壁にぶち当たりっぱなしですが、多少のことには動じなくなったというのはある意味成長かも。まあ、まだ自分が落ちてないってのもあるんだろうな。一度落ちたら、やっぱり恐怖心湧くと思う。
今日は最高気温5.3℃とかいうこの時期の札幌にあるまじき暖かさでしたが、明日からはまたフツーに寒くなるそうで（予想最高気温-4℃）、まだ冬も長いですし気を付けて乗馬を楽しみたいと思います。
生き物相手というのは本当に難しいです。でも馬は可愛い。もんのすごく可愛い。
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・過去の「今日」。
2008年01月20日(日) 厄祓ツアー第一弾 <画像あり>
2007年01月20日(土) 寒川詣で（と川崎） <画像あり>
2003年01月20日(月) 新入社員だもんね？
2002年01月20日(日) 一夫多妻を考える。
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