Travel NZ in CHCH -Cycling- - 2005年07月22日(金) 私は留学中はよくCHCHでサイクリングしたものだ。ホストファミリーの家に留まっているのもつまらなかったし、むしろ雨の少ないCHCHだからこそ、外へでていろいろな景色を見たほうがアクティブでダイエットにもなるだろうと思って。 そもそも私がここでサイクリングを始めたきっかけは、ホストファミリーに、「趣味はサイクリングです」と言ったため。そこからホストファミリーがぜひそれを実現してくれと言うことで中古のバイク(英語では自転車をバイクと呼ぶ)を探してくれた。私も探してくれる最中にちょっとわがままなことを言ってしまったりしていたと思う。しかしそんなことは気にしていない様子だった。そして個人宅で中古のバイクを見つけてくれた。さらにヘルメットも見つけてくれたんだけど、なんだが頭でっかちに見えてしまうようなヘルメットだったので、あとでこっそり競輪選手がかぶるようなちょっとかっこいい目のヘルを買った。ちなみに頭でっかちに見えそうなヘルと言うのは、ヘルの周りのふちが白いやつ。日本人は欧米人より頭でかいほうなので、白いふちのヘルはお勧めしたくない。黒ふちで多少高いものが良い。また、NZでは、自転車に乗る人はヘルをかぶるのが義務で、もしノーヘルだと罰金の対象となる。とはいっても、たまにノーヘルで乗っている中学生やキャップしかかぶっていないおっさんなど見たことあるが。だけどヘルかぶったほうがより安全だよね、頭って大事だから。 CHCHは坂がそんなにないのでサイクリングには最適なところだ。しかしHillなど坂があるところは多少ある。そのときはがんばってこぐか自転車を押すかだ。 アフタースクールではよくシティまで自転車に乗っていた。学校からシティへ行く途中にカンタベリー大学やBush in Riccarton House、さらにハグレーパークもあったので、Trafficを気にすることなく爽快にサイクリング出来た。ただ、シティでネットカフェしたりモールで買い物したりして、夢中になって、晩御飯に間に合わなかったことが多かった。お馬鹿な学生をしていた。 留学中はAvonheadという、CHCHシティセンターから約5キロほど西にあるところから、New Brighton, Bottoles Lakes, Nouthland shopping mall, CHCH gondraまで行った。学校でよく話題にされるのが、Weekendは何をしましたか?と言うことだったが、私はサイクリングの話をよくしていた。なんてお馬鹿な、無謀なチャレンジをしていたものか。なんて。 今回の滞在で、レンタカーでCasumere hillまで行ったのに、曇っていて何も見えなかった、と言うことがあったので、CHCH滞在最終日の前日に自転車でCasumere hillへ行った。ただ一心に「行きたい」と思ったため。 平面まではよかったが、坂に差し掛かると、もう押すしかなかった。借りたマウンテンバイクが、ギアが重くて、古くて、坂に対応してなかったため。約30分くらい押し続けていたと思う。やっとのことでSign of The Takaheに着いた。そこは宅間伸と賀来千賀子が結婚披露宴を行ったところらしい。かつてはリトルトンという港までいく途中にある宿場であった。このSign of The Takaheからさらに5キロくらいいくと、Sign of The Kiwiがあり、こちらはカフェになっていて、かつてタカヘと同じ宿場であった。ちなみにTakaheタカヘはNZが生んだ飛べない鳥だが体毛が青と黄色、Kiwiキウイはご存知NZの国鳥であり、飛べない鳥でなおかつ果物のキウイと同じような体毛を持つ。 坂を上るときは、着ていたダウンジャケットを脱ぐくらい暑くなっていた。しかしタカヘに着いたとき、吹いてくる風が冷たかったので、冷えてきて、あわててダウンを着なおした。 タカヘからさらに歩いて20分くらい、ゆるい坂を上っていくと、Victoria Parkがある。ここで知らない人にHelloと声をかけられた。留学中はそんなことあまりなかったのに、今回の滞在ではかなりの人から声をかけられる。留学時は髪が縦パーマだったから?今はストレートヘアだから?ものめずらしいのかな? Victoria Parkからの眺めはまた格別だ。隣にHillがあって、そこに少しばかり家が立ち並んでいる。一枚の絵がそのまま切り取られた感じ。 -
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