「前の続き…」私が選んだ言葉はこれだった。彼は一瞬困った顔をしたけど、言葉の真意を捉えてくれたようで「わかった。じゃ車乗って」と。あれは三年前の秋。私と彼は、もう少しでホテルに入るところだった。尿意が我慢できなくて、どうしてもどこかのトイレに入りたい、と。でも土曜日のラヴホテルはどこも満室で、私の願いは叶わなかった。その続きがしたい、と。ホテルに入れなかったその日の夜、今もう一度、そこから始めたい。My追加