PIECE
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2007年03月25日(日)   変化。  

映画を観ようと言われた所で、
ゴリさんは途中でアタシを抱えたまま寝てしまう。
まージプリ好きだから良いんですけど。

匂いを嗅ぐだけ嗅いで、引っ付くように髪の毛に顔を押し付けてくる。
ヨダレ垂らすなよと思いつつ、好きなようにさせておく。
幸せだーとつぶやいた後、深い眠りに落ちてゆく。
アタシの背中がだんだんと熱を帯び始め、
ゴリさんの重みに耐えられなくなったところで体をずらす。


私を抱えたまま眠りにつくのが当たり前になって。
私もすっかりそれに慣れてしまった。


最初の頃は、ゴリさんの腕枕の高さと首が馴染まず
へんな頭痛に毎朝悩まされていたものだけれど。
当たり前だけど、人の体はゆっくりと相手に合わせて変わってゆく。





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折角パズーのラッパ吹きシーンだったのにさ。


グゴゴゴゴと地の底を這うような効果音。


いらん、そんな音はいらんのじゃ。

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