日々日記
いちらんふるいあたらしい


2009年11月08日(日) もうすぐ限界説

勝間和代さんは、誰もはっきり言わなかったことをはっきり言う。

彼女の言い分が正しいか否かは実はよくわかんないことも結構多い。
なにしろ経済の話になると全くお手上げだもので。

でも、「あー、なるほどな!」って思うことも結構言ってる。

今回のは一部「え?」と思いつつ、一部「そうそう!」と深く頷いて読んだ。


モーニング(あのマンガ雑誌ね)のサイトで見たんだ。

「勝間和代の誰でもできる日本支配計画」http://morningmanga.com/katsuma/091105.html
第36回 結婚のすすめ(1)35歳限界説

以下抜粋

「なぜ結婚という制度があるのでしょう? 結婚をしたほうがいいのでしょうか? 未婚化、晩婚化が進んでいると言っても、まだ多数の人が、結婚をしています。そのことは、多くの人が結婚には、デメリットよりメリットの方が多いと考えている証拠かもしれません。

私は、離婚を2度していますが、結婚をしたこと自体は、全く後悔していません。今でも、結婚はしたほうがいいと思っています。

結婚のメリットは、かなり多いと私は考えています。一方、結婚しないことのデメリットは、35歳までは顕在化しません。結婚は楽しいことばかりではありませんが、独身でいるよりも、様々な経験をする機会があります。その経験の積み重ねの有無で、思考の幅に差が出てきてしまうのが、だいたい35歳ぐらいです。私はこれを勝手に「35歳独身限界説」と名づけています。

この35歳という年齢は、私の感覚的なもので、特別な根拠はないのですが、複数の企業経営者もこの説に賛同しています。自社の社員の中でも未婚者が増えていて、35歳を超えた未婚の社員には、仕事熱心というよりも「仕事へのしがみつき」が生じてきていて、以前は職場のエースだった社員も職場の化石になる、と嘆いている経営者が多くいます。もちろん35歳を超えた未婚者全員がそうなってしまうわけではありません。しかし、35歳を分岐点に、結婚という経験の有無が、人格形成に大きな影響を与えているということは、多くの人の実感にも合っているかと思います。」


これねー、薄々感じていたのよー。

独身が長くて(好むと好まざるとにかかわらず)30代後半以降の年齢になった人に、
素っ頓狂な人がよくいるなぁと思ってた。

この素っ頓狂さというのは、言語化はされなくとも身体化はされている、
「大人としての何か」を持ってない様子と言うのかしら。


生活する地域コミュニティとなんの連携をもたず、地域での人付き合いもなく、
防犯の心配もせず、子供をもたないから他人のペースというものを知らず、
どこまでも自分本位でいっちゃってる人の持つ空気感。

それが、若いころはきっとそれでもいんだけど、
年齢が高くなってくると世間にはマイナス評価しかされないんだよね。
他人事じゃねぇ。非常に辛いとこです。

世間の評価なんか知るか!って思うんだろうけど、(実際わたしもそう思ってるし)
世間と切り離されては生きては行けないということを忘れてるところが痛いんだわ。

誰かが近所のゴミ捨て場を掃除し、誰かが子供の安全駆け込み寺になり、
誰かが消防団員になり、などなど。そういう役回りもそう。

結婚してどこかに住むようになると、嫌でも自分と夫と子供以外の人と接する機会が増える。

「家族」という小さな最小単位を維持するために、
いろんなことを考えなくちゃならないし、実行しなくちゃならないだろう。

それは当然独身時代の比じゃないだろう。


というのを薄々感じていたので、結婚って社会を維持するには必要なんだと思ってたところに
このコラムを読んだ。

まぁ、今34歳だから、次の4月で勝間さんの言うところの「35歳の限界」に突き当たるのを
考えるとちょっと目頭が熱くなるけどね!


勝間さんおもしろいな。
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inu-chan