やくざ風味の日記
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2006年10月15日(日) そら!そら!!って胸キュン?!坂口先生は心のヒーローです

初めてパソゲーやったのは、たぶん17歳のころだ。
それからもう10年たちました。
というわけで今までやってきたゲームの中で名作と思ったものを振り返る。
ちなみに、やくざ風味はエロ系重視のパソゲーには興味はござあません。
それだと実写のほうが楽しいしね。
ストーリー重視ですな。
まあ、うちの姉なんかに言わせれば、

「パソゲーに感動だのなんだの求めてどーすんねん。よけいきしょいわ!」

てなるんだろうけどね。


その1『雫』お勧め度 B+
おすすめヒロイン:該当者なし。あえて言うなら瑠璃子さん?

てなわけで、おすすめ第一弾はリーフVNシリーズの記念すべき第一作である雫。狂気が支配する電波な世界。主人公の長瀬ちゃんはいつも頭の中で、世界に爆弾落ちて皆殺しなんて考えている妄想鬱男です。
シナリオの完成度の高さで、」リーフの名を一部に強烈に印象付けた作品。ヒロインは基本的にぐっとくるキャラいなかったんですが、話自体は面白かったな。



その2『痕』お勧め度 AA
おすすめヒロイン:柏木楓(前世ネタは反則です)

リーフVNシリーズ第二弾にして最高傑作。(やくざ風味的に)
リーフの名を一躍メジャーなものにした。
ちなみにやくざ風味が始めてプレーしたパソゲーである。
リメイク版も出たが、それはやくざ風味の中ではなかったことにされている(涙)だってだ……絵が………(号泣)
鬼の血をひく一族の悲しくも数奇な伝奇ホラー物。
是非一度はやってみることをお勧めする。
ちなみにノベライズされたのだが、その小説の出来はウ○コである。



その3『To Heart』お勧め度 AA
おすすめヒロイン:来栖川芹香、来栖川綾香、セリオ(殿堂入り)

PS化もされ、リーフの名前を一般の方々にも広め、アニメ化漫画化CDドラマとブイブイいわせた名作。
ストーリーの奥深さでは痕の方が上だがキャラクターの輝きではだんぜんこっち。特に主人公の藤田浩之は愛すべきいい主人公でした。
来栖川の一族(セリオ含む)は、やくざ風味の心の歴史に残り続けるであろうナイスキャラ。よく徹夜で弟とその素敵さを語り合ったものだ(大馬鹿)
あと、委員長や坂下好江も大好きだ。
特に委員長にはやられました。パソゲーに音声を入れるのは特に推奨していなかったやくざ風味だけど、委員長の

「………アホやなあ。藤田君は」

の呟きにはやられた。それ以来音声推奨派に鞍替えだよ…………
これも一度はやってほしい作品。
ちなみに、満を持して出したTo Heart2はやくざ風味的にはウ○コだ!!タマ姉だけお勧め。



その4 『月姫シリーズ』お勧め度AAA(最高ランク)
おすすめヒロイン:サブキャラ含めて全部と言いたい所ですが、オレの中でぶっちぎり一位は琥珀さんです!!!!!

面白い。
としか言いようのない作品。
「月姫」「歌月十夜」「メルブラ」…どれも素晴らしかった。
まだ、タイプムーンが同人だった時代のゲームなのでシステム面とかCGの塗りの甘さとか色々突っ込むところもあるのだが、それを補って余りありすぎるシナリオの素晴らしさ。
一人ひとりのキャラが素敵過ぎる。
テキスト読んでで続々鳥肌が立った。
バカみたいにクリアまで時間がかかったが、その間、侵食を忘れてのめり込んだ。ホントであったのが大学生のときでよかった(笑)
高校生とか社会人になってからだと、いろいろやばかったろうなあ…
ノベルゲーム好きなら死ぬまで一回はやっていただきたいゲーム。



その5『フェイト ステイ ナイト』シリーズお勧め度AAA(言葉にできないBY小田和正)
おすすめヒロイン:うーーーーん、どのキャラも良いが…ライダーと藤ねえ!!

漫画で一作目が大ヒットして二作目で大コケてことは、創作の世界では良くあることだ。月姫は素晴らしすぎてその作品を越えるのはちょっと無理じゃね?って思ってたのだが……タイプムーンの力は想像をはるかに超えていた。前作に勝るとも劣らない…いや、ある意味前作を超えた作品である。
この作品のお勧めポイントを語り出すと一晩かかりそうなので一言。
このゲームには燃えがあり萌えがある!!!
ノベルゲーム好きなら死ぬまで三回はやっていただきたいゲーム。



その6『家族計画』お勧め度AA
おすすめヒロイン:高屋敷青葉(強烈過ぎる個性)

D0が5ヶ月連続新作リリースとか無茶やってたころの産物。
その中で唯一生き残ったちゅうか……
このゲームも色々問題があった。システムのしょぼさ。CGの少なさ(絵は好きなんだけどね)しかし!!やはりこのゲームシナリオが素敵過ぎたのですよ。名ライター山田一氏の傑作。
山田氏の作品では「加奈」を上げる人が多いと思われるが、オレ的には一番は家族計画なのだ。
主人公沢村司が、偶然一人の少女を保護するトコから物語は始まる。
そこから色々な出会いをする司。その全てが「家族」というものが欠落した者たちだった。そして司もその一人。
過去の数々の出来事から、人と絆を作ることを拒み、一生一人でいると決めた男である。
紆余曲折の末、司は偽装家族彼らと一つ屋根の下で暮らし始めることとなる。

家族に逃げられた元エリートサラリーマンであり、現いかれた変質者、寛。
過去を見つめ、未来を否定する毒舌美女、青葉。
便利屋の守銭奴、感情をだすのが下手な元同級生であり恋人だった隼。
国を捨てて日本にやってきた訳あり少女、春花。
いじめられ系家なき子である崖っぷち少女、茉莉。
依存症の自殺志願者、真澄。
7人は「高屋敷一家」としての生活を始める。
華族を否定しながらなぜか居心地の良さを感じ始める司。
しだいに慣れ始めてくる生活。
しかし、そんな生活はいつまでも続かなかった…
まさに、笑いあり、涙ありといったホームドラマ。
家族とは…
絆とは…
といったテーマを見事書ききった名作である。
つーか山田氏、今何してんだろ……



その7『淫内感染』シリーズ お勧め度 ある意味AA
お勧めヒロイン:弘子さん(オレとタケの友達になったきっかけ(笑)でもある)

この作品に関しては多くを語るまい。
一言。
坂口先生、素敵過ぎです。まさにあんた漢だよ。
弘子さん、素敵過ぎです。特に「2」のエンド9は最高です。
二人でお幸せに。

名言「そら!そら!!」



その8 『パルフェ』 お勧め度AA
おすすめヒロイン:夏海里伽子

この作品は大作ではない。Fateほどの衝撃があったわけではないし。
家族計画ほどの完成度の高さは感じなかった。
でも、面白い!!
丸戸シナリオの恐ろしさをみたよ。
特にヒロイン夏見里伽子のシナリオの良さは必見。
このキャラ攻略しちゃうと他のキャラの攻略するのが申し訳なくなるもんなあ。
同氏がやはりシナリオ担当した『このあおぞらに約束を』も超絶お勧めといっておこう。



まだまだあるけど書き出すとキリねえずら。
まあ、そんなこんなで名作選でした。
最近いい新作はないがな。
冬に出る予定の『戦国ラン』は気になるが。







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