☆★くらげ日和★☆
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2002年06月01日(土) |
☆くらげのあぶく 〜愛しのkちゃん ペット禁止令!編2〜 |
(つづき) 二人で女子更衣室に到着。 「どこが悪いの」 「ロッカーの扉がなかなか開かないらしいです」 そう説明して、kちゃんから預かったキーで鍵を開けたものの、引っ張ってもドアはうんともすんとも動かない。 Iさんに代わってもらって、ドアと格闘すること数分。 がっこん。 やっと開いた。 が。 開いたドアにクギづけになった。 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 びよよん・びよよん。 そこには世界のアイドル、ミッキー●ウスが、ぶらさげられたバネで上下に飛び跳ねていた。 その大きさ、約1メートル。 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 びよよん・びよよん・びよよーん はっ! 「け・・・kちゃんのウソつきぃ〜っ、ロッカーには何も飼ってないっていったじゃなーいっ」 「まぁ、これはイヌや猫じゃないからなぁ」 「え”?」 そりゃそーだけどっ! わめくあもうにIさんが冷静に突っ込む。 確かにミッキー●ウスはネズミだけど・・・。 ここで、ふとあもうは思いついた。 「あのー、もしかしてコレのせいでドアが開きにくかったんじゃあ・・・?」 なにしろ巾20センチ、高さは170センチほどしかないロッカーから出てきた巨大ミッキー●ウス。 ひっかかってても不思議じゃない。 「いや、カギの中がさび付いてるから、このせいだよ」 「そうですか」 巨大ミッキー●ウスのせいでドアが開かなかったなんてオチはぜったい願い下げである。 シャレにならーんっ。 うう、コイツのせいじゃなくてよかったよぉ。 にしても、なんで会社のロッカーに、ンなものがあるんだろう? まさか、ほんとーにペットのつもりなんだろーか? なにしろ、kちゃんのやるコトだからなぁ・・・。 (つづく)
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