天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

ジーザスをもっと知りたい - 2007年03月10日(土)

バースデー・サルサには、リーも、カリーナとカリーナのボーイフレンドも来てくれた。DJ のルイスがキャンドルを一本乗っけたちいさなアイスクリーム付きバースデーケーキを用意してくれて、光と半分こして食べた。光は上手い。光と踊るとみんなが見る。光が上手いから、光と踊るとわたしも大胆に踊れて、人の視線を感じるからますます得意になってアドリヴいっぱい入れる。「光はすごいよ」って言うと「そんなことないよ」とか言わずに「きみだってすごいじゃん」って言ってくれるとこが好き。もっと光と踊ってもっと上手くなりたい。みんなが光と踊るわたしを見るんじゃなくて、誰と踊ってもわたしを見てくれるくらいに。翌日仕事の光はミッドナイト前に帰っちゃったけど、バースデー・サルサ楽しかった。

翌日の火曜日とバースデーの水曜日はお休みを取った。うちの病院は自分のバースデーに休暇を取るのがなんとなく習慣になってるのがいい。2日間ジェイソンと過ごした。火曜日にはこのあいだキャンセルしたアップステイトへのショッピングに行く。それで思い出した。記念日の7日には10月以外毎月会ってると思ってたけど、去年のバースデーの3月7日は会わなかった。ジェイソンはアップステイトに撮影の仕事に行ってたんだった。今年は一緒。バースデーの水曜日はうちで過ごした。ジェイソンがわたしのコンピューターで仕事してるあいだ、わたしはピアノを弾いたりお料理したり。ジェイソンが仕事を休憩すると一緒に座ってお茶を飲んでおしゃべりして。そういう過ごし方、すごく気に入ってる。父が送ってくれたおひな祭りの和菓子を開ける。包みもお菓子も綺麗なのにジェイソンは驚いて、お菓子をとてもおいしいって言った。わたしが作ったわけじゃないのに嬉しかった。

木曜日はデイビッドがバースデー・ディナーに連れてってくれた。デイビッドは相変わらず人種の話とか宗教の話になると自己主張が強力で、人の意見を聞き入れない。つき合ってたときはそれでいつも口論したけど、今はわたしは笑って聞き逃せる。「そもそも日本人のきみがクリスチャンてのがおかしい」とか言ったりするから、「だってジーザスがわたしの中に入り込んでくれたんだもの。わたしはジーザスから離れられないの。わたしはジーザスと一緒に生きてるの」ってわざとお大げさに言って笑う。「心配しなくていいよ、ジーザスはあなたのことも愛してるから」とも言ってやった。デイビッドはゲーって言いながら笑う。そう、確かにわたしも納得いかない。クリスティアニティとかモズリムとかジューイダズムとかブディズムとか、信仰が宗教に分かれていること。神さまはたったひとつの神さまなのに。宗教は人が作ったもの。わたしはジーザスに導かれながらたったひとつの神さまを信じてるだけ。

昨日はフランクとタンゴを踊りに行った。フランクはまたわたしの足を踏む。そしてわたしがもっと大きなステップを踏まないからだってわたしを非難する。「ねえ、謝ってくれない? あなた、あたしの足を踏んだのよ」って言ってやったら、やっと「I'm sorry」ってわたしの背中をさすりながら言う。ほんとにこの国は、言い訳ばっかして謝ること知らない男が多いのがやだ。確かに大きく一歩後ろに下がらなかったわたしが原因を作った。だけど人の足を踏んだんだから、まず謝るのが最初でしょ。そういう当たり前のことを、生きてるうちに人は忘れる。社会の傾向に流されて「賢く」生きようとして忘れる。イノセントなごく当たり前の小さなことこそ、真に賢く生きられる知恵なのに。わたしだって忘れるよ。だけど思い出させてくれるのがわたしのジーザス。誰にもそういう存在があればいいと思う。それが誰であったっていいと思う。ただ、わたしにはそれがジーザス。

今日はジェニーとセシリアがバースデー・ディナーに連れ出してくれた。ミドルイースタンがいいって言うジェニーのために、レストランはわたしが選んだ。っていうか、選べって言われた。選んだのは81ストリートにあるお店。「遅れる」って電話が入って、わたしは86ストリートのBURNS & NOBLESで時間を潰す。目に止まった「why good people do bad things」って本をぺらぺらめくって、買うことにした。それはいつもわたしが疑問に思ってること。だって、人は誰でも根本的にはいい人のはずだから。ジェイソンは「イーヴルに生まれた人間ってのは存在するんだよ」って言うけど、そういう存在があったとしても、例えば究極に残忍な犯罪が生まれつきのイーヴルだけによって起こされるものじゃないと思うから。そしてイースターのコーナーで見つけた「ジーザスがしてくれる101のこと」って本も買った。それからSCOTT J. でシャンプーとローションを買ったけどまだふたりは来ないで、待ちくたびれておなかが空いて、だんだん不機嫌になってく。6時半の待ち合わせだったのに、二人がやっと現れたのは7時半。レストランは正解だった。コージーなレストランで、わたしたちのテーブルのウェイトレスさんがすごく美人でフレンドリーで、わたしの機嫌はおさまった。お料理は多分わたしが行ったことあるミドルイースタンのお店の中で一番おいしかった。今度ジェイソンを連れてってあげようと思った。ディナーのあと、ジェニーとセシリアをうちに招く。っていうか、招けって言われた。例のおひな祭りの和菓子と緑茶をデザートに出す。「これ、カフェイン強いんでしょ? 平気かな」っていうジェニーに「平気、平気、グリーンティのカフェインはコーヒーほど強くないから」って無理矢理すすめる。だって、父が送ってくれた上等の緑茶なんてここじゃ滅多に飲めないんだよ。ジェニーはチビたちと遊ぶ。猫嫌いだったジェニーを猫好きにさせたうちのかわいいチビたち。セシリアは猫恐怖症で、妹チビはそれを覚ったかのように、セシリアにこっそり近づいてはみゃあって言って驚かす。そのたびにセシリアはギャって飛び上がる。おもしろかった。セシリアも猫好きになれ。

デイライト・セービングが資源の節約のために今年から3週間早くなって、今夜から始まる。コンピューターはエラい。夜中の2時にちゃんと時刻表時が3時になった。Macは時刻の変更を1月にアプデートしたらしい。Macはエラい。

1時間失ったのは悲しいけど、明日からうんと日が長くなる。春だ。

眠れない。眠れないのは濃い緑茶のせいかもしれない。ジェニーは眠れてるかな。眠れてないんだろうな。セシリアも眠れてないかな。ごめんね、あの緑茶は強力なんだって。ディナーの約束に1時間も遅れて来たバツだよ。なんて、わたしはイーヴル? 

明日は教会。教会に行く前にジーザスの本を読もう。

ジーザスをもっと知りたくなった、わたしのバースデー・ウィーク。



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