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プライべート・ビジネス - 2007年03月14日(水) 同僚のデミは無責任で怠慢で失礼でルーズで超スローでジョークが通じないバカで、嫌い。ブレンダは頭いいしフレンドリーだけど丁寧語を知らない傲慢な「who do you think you are」人間だし、ローリーはブレンダに輪をかけて傲慢で自分が特別に良く出来ると思ってる勘違い人間で態度デカクて体もデカクてコワイし、ゲイのデイヴは要領よく立ち回るヤなヤツだし、ケリーはオフの時は性格いいし顔もかわいいしスタイル抜群だしおもしろいし楽しいのに仕事になると超ボシーで、ほかのやつらはどうでもいいくらいどうしようもなくて、みんな嫌い。アリ以外嫌い。 アリだけが唯一信用できる公私ともの友だち。 そんなアリと、一緒にプライベート・ビジネス始める計画を立てた。 それは、将来のことを考えると吐きそうになるわたしの不安を慮ってのアリのアリらしい配慮でもある。もちろんアリ自身、あの病院でずっと働く気は毛頭なく、わたしのイミグレーション・スタータス救済と自分の生活向上の両方がアリの目的だ。アリは、本当にいつも真剣にわたしのこの国でのサバイバルを考えてくれて、いろんなアドバイスを今までたくさんくれたけど、それはほかの誰もが考えつくのと同じくらいあまり効果的でなく現実的でなかった。 でも今回のは、わたしにものすごいモーティベーションを与えてくれた。 ジェイソンに話すと、ジェイソンも賛同してくれた。喜んでくれた。奨励してくれた。ジェイソンはほかのどんなことでもわたしを助けてきてくれたけど、このわたしの将来の問題だけはジェイソンにはどうすることも出来ないでいた。 わかんない。簡単なことじゃないし、アリもわたしも一からリサーチしなくちゃいけないし、どれくらい時間がかかるかわかんないし、わたしの「問題」にとって時間はクリティカルだから。 でもひとりじゃないところが心強い。アリは賢くて慎重で必要なときにはアグレシヴで、誠実で責任感が強くて、頼りになる。 とりあえず、あしたアリと一緒に弁護士に電話で相談する。 今日はデイビッドのバースデーだった。 ごめん、バースデー・ディナーでお祝いは出来ないけどいいよね。ナターシャにそっくりなチャドリーのシリーズで今年もバースデー・eカードを送った。デイビッド、素敵なバースデーを過ごせた? 先のことを考えてまた眠れなかった夕べ。同僚バカデミのバカさ加減に閉口して、思わずデミに意地悪になってしまったヤな一日。明日もどうなるかわからない。弁護士への電話がちょっと心配。 「明日の心配は考えるな」ってジェイソンの強い口調に、思わず「Okay! 」ってはりきって答えてしまった。 -
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