やるきまんまんの日記
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2007年12月16日(日) 今週の見通し・為替 円売り優勢、軟調に推移

 今週の円相場はやや軟調に推移しそうだ。米連邦準備理事会(FRB)など米欧五中央銀行は12日、協調して短期金融市場に資金供給する声明を発表。市場の動揺が収束に向かうとの観測がやや優勢になっており、引き続き円売り・ドル買いが進むとの見方が強い。市場参加者の予想は1ドル=111―115円台に集まっている。
 米景気の先行きも焦点になっている。今週発表の11月の米個人消費支出で消費の底堅さが確認されれば、円売り・ドル買いが膨らむだろう。逆に米景気の減速懸念が強まれば、一時的に円が買われる場面もありそうだ。今週は米金融機関の9―11月期の決算発表も予定されている。予想以上の損失が明らかになれば、円買い・ドル売り材料になる可能性がある。
 日銀が14日発表した12月の企業短期経済観測調査では企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業で3.四半期ぶりに悪化した。19―20日には金融政策決定会合が開かれる。市場では金利を据え置くとの見方が大勢だが、福井俊彦総裁の記者会見での発言が注目される。


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