やるきまんまんの日記
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2007年12月09日(日) 今週の見通し・為替 米景気動向に神経質に

 円相場は米景気動向に神経質な動きになるだろう。米金利の先安観からドル安の流れは変わらないとの見方が強い。経済指標や金融政策決定など材料が相次ぐため、内容次第ではドル安が進む可能性がある。市場予想は1ドル=109―111円に集中している。
 最大の焦点は11日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)だ。市場では米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を0.25%引き下げるとの見方が広がっている。その後の声明でインフレと実体経済、どちらに主眼が置かれているかどうかが今後の金融政策を占う上で焦点となっている。米実体経済の動向にも関心が強く、11月の小売売上高も注目材料だ。
 一方、ブッシュ米大統領が信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の支援策を発表したことで、ドルの過度の先安観は和らいでいる。一層のドル安進行には歯止めがかかるとの見方もある。
 国内では日銀が企業短期経済観測調査(短観)を発表する。日銀の利上げ観測が弱まれば、高金利通貨に対して円売りが進む可能性もある。


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