やるきまんまんの日記
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2008年01月06日(日) |
今週の見通し・為替 円高・ドル安に振れやすく |
外国為替市場は今週も円高・ドル安に振れやすくなりそうだ。米国では景気の減速懸念が強く金利先安観があるため、ドルを買いにくいという市場参加者が多い。米国を中心に株式相場が下落すれば、リスク回避の思惑で円が買われるだろう。年初にみられた急激な円高・ドル安が続くとの見方は少ないが、市場では1ドル=107―111円程度で円が底堅く推移するという予想が多い。 前週末発表の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が伸び悩んだ。失業率は5.0%に悪化し、米経済の先行き不透明感が一段と強まっている。投機資金はドルを避け、ユーロや円に向かいやすくなっている。こうした流れはすぐには変わらないだろう。 今週から日本の輸出入企業が本格的に取引に戻る。円相場の水準が大きく変わったため、まずは様子を見極めようと積極的な売買は手控えられそうだ。 欧州中央銀行(ECB)と英イングランド銀行(中央銀行)が政策を決める会合を開く。いずれも金利据え置き予想が大勢だが、英中銀には一部に利下げ観測が出ている
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