やるきまんまんの日記
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2008年03月16日(日) |
今週の見通し・為替 円相場、ドル売り地合い続く |
今週の円相場はドル売りの圧力が強いとの見方が多い。ニューヨーク連銀などが14日に発表した資金繰り難の証券大手ベアー・スターンズへの緊急融資で金融不安が再燃。株価が軟調で投資家がリスクを回避するため円が上昇しやすいという。市場参加者の予想は1ドル=96―101円台に集中している。 先週14日にニューヨーク市場で一時98円台に突入し、12年半ぶりの円高水準となった。 11日に米連邦準備理事会(FRB)など米欧中央銀行が資金供給の対策を打ち出したが、効果は一時的でドル離れは止まらなかった。 焦点はFRBが18日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)だ。フェデラルファンド(FF)金利を0.75%下げるとの見方がある。インフレ懸念が根強く、今後の米金利政策を見極めようとFOMCの声明が注目されている。 今週から相次ぐ米系証券会社の決算発表も重視される。新たな損失が発覚すれば、ドル売りが加速する可能性もある。一方、急激な円高で輸入企業のドル買いが入るとの見方もある。
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