多分そろそろ瀬戸際で貴方の事忘れて捨てて行かないとそろそろ私は腐ってていつまでも貴方の事を思い出すにもこのままではいけないんだと自分の為にそう思う鳥の飛ぶ瞬間のあの怖いような筋肉の収縮脳裏によぎるあの波の音をあの氷のような切っ先の快感を側に居ないその人ぬるい掌で止められない躍動 拳 涙と 側に居たい側に居たいと繰り返す波の音風を切る鈴の音貴方の ぬるくだらしないその手静かな掌の音