芸の道は険しいのだ。 - 2004年09月24日(金) 今日は朝っぱらからバヨ練に励んだ。 おーちゃんを送ってから掃除洗濯をばばばっと済ませ、 8時半には練習開始! まさに『朝練』って感じ。 私はかなり単純なので、背中を押されるとすぐやる気になるのだ。 とにかく弾いてみないことには、無理もへったくれもないしね。 ってことで、音階練習を一通り済ませ、 一応<ぶんぶんぶん><「セレナーデ」より>を弾いてみた。 ・・・うーん、やっぱりスラーって難しいなぁ。。。 ここからここまでの4つの音をひと弓で弾く!!! と力むと、基本ががたがたと音を立てて崩れてしまう。 ボーイングが・・・めちゃめちゃだよぉ(TOT) 弓が指板の方まで流れちゃって、音がしゅーしゅー言ってる。 オマケに上げ弓でのスラーの時は、弓の速度が速いらしくて ひと弓の中に音が4つ納まりきらない。 最後の音が出るときには弓の根元ぎりぎりになっちゃって、 音がギーギー言うのだ。 しゅーしゅー言ったりギーギー言ったりしてて、 もはやこれはバイオリンの音ではない。 ううう。 それでも、一応課題曲の<狩人の合唱>にもチャレンジ。 愛先生が弾いてくれた音を思い出しつつ、 楽譜を読みながら右手をキコキコ左手をカクカク動かす。 ふはははは!!! 自分が高笑いしてしまうほどものすごい出来だ。 これが<狩人の合唱>だって言ったらウェーバーさんもさぞ悲しかろう。 弾いてみてびっくりしたのは、D線・A線・E線の3弦を使ってる曲だったこと。 だって、今までDとA、AとEっていう曲はあったけど、 3弦またがってるのは初体験なんですものーーー。 スラーもたくさんあるし、4番の音もたくさんあるし。 ホントに私、弾けるようになるのかな。 ためしに弾いてみようって思ってやってみたが、 なんだかものすごくへこんでしまった。 なんだかんだで気づいたら2時間練習していた。 一心不乱に2時間バイオリンを弾き続けていたらさすがに疲れたので、 とりあえず練習終了。 ま、なんとかなるさ。 ********************************** 今日はおーちゃん、スイミングの認定会の日だ。 2ヶ月に1回、奇数月に行われる進級試験の日なのだ。 1組から2組へのハードルは低いとはいえ、 始めて3回しか通ってないんだから進級するとは思えないけど。 1組さんは、『腰掛キック』なるものを合格すれば2組に進級できるらしい。 『腰掛キック』とは、プールサイドに腰をかけてするバタ足のことだとか。 たかだか『腰掛キック』だ。 何をもってして合否を決定するのか謎だったが、 腰をかけた姿勢がきれいに保たれているか、とか、 ひざが伸びているか、つま先までぴんとまっすぐにしたままバタ足が出来ているか、 など、いろいろチェック項目があるらしい。 大人にしてみたら簡単なことでも、 おーちゃんたち<ちゃぱちゃぱチーム>ちゃん達には 結構難しいんじゃないかと思う。 一応認定会の様子をガラス越しに見守っていたが、 結構遠くておーちゃんのでき栄えは確認できず。 でもニコニコしながら足をばたばたさせていて、なんだか楽しそうだった。 うん、うん。楽しんでるならそれでいいや。 1組から3組くらいまでは泳法を習う前の基礎段階だろうから、 あせらずゆっくりマスターしてくれればよい。 終わってから「認定会、どうだった?」と聞いてみたら、 「楽しかったよー。あっという間に終わっちゃったから、 もっとやりたいよーって思った。」と教えてくれた。 苦手分野の運動系でそこまで楽しんでくれれば、 親も金の出し甲斐があるってもんだ。 結果は来週、レッスンの始めに発表があるらしい。 進級した子だけ名前を呼ばれるんだとか。 このときに自分の名前を呼ばれない悔しさとかも、 これからだんだん感じてくるのだろうなぁ。 それもまた、良い経験だ。 小さな挫折を何度も経験していくことで、強い人間になってくれたらうれしいな。 スイミングから帰って来て、おーちゃんもバヨ練。 おーちゃんもまずは音階練習から始める。 うん、やっぱり移弦、なかなかの出来だ。 この間のレッスンはまぐれではなかったらしい。 2,3回音階練習をしたあとに、<ぶんぶんぶん>を弾いてみた。 これもなかなか。 <ぶんぶんぶん>も3回くらい弾いてもらったけど、 ♪おいけのまわりに・・・♪の八分音符の部分も 私のように脳みそ真っ白で腕だけ動いてるって感じではなく、 きちんとわかっていて弾けているようだ。 すばらしい。 スイミング後だから疲れているだろうし、今日はこれで終わりにしようか、 と言ったら 「えー、これで終わりじゃつまんないー。」と 自主的に音階練習やらぶんぶんぶんやら、前に花まるをもらった曲やらを弾いていた。 6月にレッスンを始めてからほぼ毎日家で練習してるけど、 こんなことは初めて。 おーちゃん、移弦をクリアしたことですっかり自信を持ったみたいだ。 あんまり自信過剰になって、 ちょっとの壁で出鼻をくじかれるようなことになったらいやなんだけど、 バイオリンを心から楽しいと思ってくれるようになったのは 本当にうれしいことだ。 あんまり真剣になりすぎず、なーなーになりすぎず。 適当に楽しみましょう。 何事もそれが一番。 ...
|
|