決然の美 - 2004年07月20日(火) 結婚をするときというものは、そもそも幸せに満ちているものだ。 花嫁さんの後光が差しているかのような、突き抜ける輝きと美しさは、 愛する男と共になる歓びで溢れているからである。 私は結婚というものに対して本来あまり願望がないのだが、 一生にそう何度とない結婚式には、 せめてあの独特のきらめきを放っていたいと思っていた。 ところが、結婚をこんなにも迷いながら迎えることになろうとは 予想だにしていなかった。 自分の人生において、それはもう少し決然とした美しさを持つはずであった。 このままでは結婚式はおろか、 婚姻届に判を押すこともままならないであろう。 時間の流れが早すぎる。 -
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