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2004年07月11日(日)  同じ思いを


あのひとに 同じ思いをさせるのかな


と わたしは そればかりを 思っていて
そのあとで 決まり文句のように


優柔不断が 身を滅ぼすよ


と 溜息をつく
けれど わたしが 悩むだなんて 
可笑しいこと かもしれない 


皆の前で 笑うことが 出来なくて 黙っていたの
飲み会 わたしは 主役の隣の席に 居たのにね


自転車で帰ろう と 言うひとの 言葉を 遮って
タクシーを 拾ったの わたし


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同じ思いをさせるのかな


何も 好意を 持たれたわけでは ないよ
わたしの 勝手な 想いだよ


それでも 進むかい?


進みたい と わたしが 暴走するばかりで


目を見たくて 仕方がなくなっている


変なの 初めてだから 変なの
変なの 変なの


それでも 曲がりはしないんだよ


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けれど 今 わたしは 
あのひとを 傷付けることしか 出来ないならば


進みたい という 気持ちを 無視できないのならば


離れようか 


同じ思いを させて しまうより いい


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残酷 という言葉 ぴったりだなぁ と 思った
わたしは 残酷なことを している 
それが 現実だな と 友達の言葉で
再認識を した


時間をください と わたしも 言っている
それは 逃げでしかないような 気も 勿論している


羨ましい と あの子を 想う
それすら 情けない と 自分を 思う


何も始まってはいなくて 終わることもないだなんて
それでも 風化を 願うだなんて


哀しい


ううん わたしが 哀しいのではない きっと

  

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