どうもモチベーションがあがらず、同タイプの中古機を探すまでに時間がかかり(古すぎて見つからず…)、家に届いたはいいけれど中をあけてディスク交換するまでにしばらくかかり(休日はだるくて…)、更にケーブルテレビ会社に修理に来てもらうまでに時間がかかり(部屋が散らかっていたので…)、なんだかんだで1ヶ月以上経ってしまいました。もう、読んで下さっていた方からも忘れられてしまっているかもしれませんが、とりあえずまた書いてみようと思っています。 昨晩、はじめてだと思います。夢を見ました。いいタイミングすぎますよね。日記再開に合わせてだなんて。それも、なぜ夢にすら出てきてくれないんだろうと思っていて、お盆にもお彼岸にも音沙汰がなくて3ヶ月たってやっと見た夢が、別れる夢でした。 もちろん彼は生きていて、そして、ある日いなくなってしまいました。見つかったと思ったら、なぜかとても遠い田舎で、ある仕事(昔、希望していた職種)の足掛かりとなるようなことを始めていて、そちらにずっといるつもりだから別れようと言う。夢なのに都合良くいかない。遠距離恋愛の期間すらない。見つからないあいだ私は今のようにやはり泣いていて、Hのほうが冷たくて、多分本当に失踪していたとしたらそんな感じではなかっただろうという状況ではありました。 生前、全部捨てて失踪してしまおうかと思うことがあると時々言っていました。仕事がうまくいかないことが辛くて、家族のことが辛くて、私のことが辛くて、全部が混ざって苦しくて放り出してしまいたくなると。現に、私と出会う前に一度短期間半失踪のようなことをしたこともあった様です。今だって完全失踪してるようなものですけれど、でも、行方不明ならばどこかで生きている可能性があるわけですよね。北朝鮮だって北極だって火星だって。今となっては、それでもいいから、なんでもいいから生きていてほしかったと思います。 そういう夢を見る要因となったであろうものに心当たりがあります。いじっぱりで恥ずかしがりなヒロインが性格だけでなく外見も私に似ていて、主人公も少しHに似ている、二人の関係も似ていると言って嬉しそうにHが読んでいた漫画の新刊を読みました。私達にはもう未来はないけれど、彼等には幸せな時間があって、そして思い出より二人で生きる未来が大事だと話している。それも、Hが言っていたような台詞を話している。最近はずっと嗚咽を殺していたけれど、久々に声をあげて泣きました。そしてどうやらひねくれた私は反対の内容の夢を見てしまった様です。 嫌な夢でも構わないからたまにはHの動く姿を見ることは嬉しい。嫌な夢だったなら、起きた時に楽しかった思い出を反芻すれば良いのですから。ふとした瞬間に冷たくて動かないHの姿が急に浮かんでしまわないように、むかついたとしても動いている姿をずっと思い浮かべられるように。そして忘れてしまわないように。時々でいいから、出てきてほしい。
|