昨日、調子はずれに終始してしまったのでそのことばかり書きましたが、昨日は今まで寄らずにいた、Hの実家のそばの河原に寄りました。 お参りの行き帰りに、近くを通りかかるのでいつも気になってはいました。でも、なんとなく行きそびれていました。ついに寄ってしまったことで、またわたしはひとつクリアしてしまったのだなと悲しい気持ちでもあります。 それほど頻繁にふたりで訪れた場所ではないのですが、付き合いはじめの頃から、ちょうど前回のワールドカップのあたりまでくらいに訪れたことがあり、思い出深い場所のひとつです。Hの子供の頃の河原で遊んだ話をしたこともありますし、初めてHのお父さんに会ったあとに寄って、夜の河原で話をしたこともありました。河川敷を自転車に二人乗りして、ちょっと肌寒い中でHの背中が暖かくて気持ちよかったことも覚えています。わたしを河原に連れて行くのだからとレジャーシートをわざわざ買って用意していたことに大笑いして、でもそんなHの気持ちが嬉しかったことを照れてHに伝えられませんでした。ワールドカップの決勝の日、ふたりで試合を見ようと部屋に向かう途中に寄って歩いたことも思い出します。いい年をして夜の広場で夢中で鬼ごっこのようなことをして、何が面白かったのかそれが楽しくて楽しくて、この人でよかったと嬉しくなったことも覚えています。それだけは、Hの方からも言ってくれて、同意するというかたちで多少なりとも伝えられた覚えがあることが、なにより大きいでしょう。 天気も良く、気持ちがよくて、特に子供の頃から好きな場所だったというHの気持ちもよくわかる気がしました。寝ている人を見ればHも昼寝をしたんだろうなとか、集まっている子供の団体を見れば、Hはどんなだったのだろうと考えたり。 でも、先日の日記ではないですが、気持ちよければ良いほど、いればいるほど堂々巡りになりそうでしたのであまり長い時間は居られませんでした。今度行ける時が来たら、お茶とお菓子でも持って(もしくはビールとツマミ)Hのぶんまで気持ちよくなろうくらいの感じで過ごしてみたいものです。
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