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sandglass - overflowing with every day...sand

 

 

あくまでも納得するための理由付けだけど。 - 2004年11月01日(月)




土曜日曜と、家に閉じこもる。
一日12時間は眠っていた。

母校の学祭に、初めて行き損ねた。
風邪のせいだけれど、
彼を連れて行きたい、でも友だちに会わせたくないという気持ちが、
たぶん、私にそうさせたんだと思う。

少し無理していけないこともなかった。
普段の私なら、えいやっと気合で行けたと思う。

確かに仕事のプレッシャーで気弱にはなってる。
体調が悪いのも事実ではある。

でも。友だちに彼を会わせるのに気後れさせるものが別にあるのだ。

五月に私はキスとかで感染する病気になった。
通常は抗体の無い乳児期に感染してしまってなんなく抗体を獲得する病気なのだが、
あいにくと私は抗体がなかったのだ。
病気になって即入院になったときは慌ててたので、
親しいメーリングリストにさくっと病名を書いて送ってしまった。

でも、よく考えたら世間的に恥ずかしい病気らしい。
それでも気にするつもりはなかったのだ。親しい友だちばっかりだし。
そう思っていたのだけれど、先日某氏が時効だよね、と私に言ったのだ。
「○○さんが、恥ずかしい病気にかかったもんだね、って言ってたよ」

とりあえず、私は誰とでもその病気になりうる状態だったこと、
また最近増えてきた病気でもあることを説明した。

でも、その台詞が私に気後れを生じさせている気がしてならない。
"某氏"も"○○さん"も男友達で、
男友達同士のノリで"○○さん"がそう言ったことに私はほとんど頓着しない。
友だちといえど、"男""女"だからそういう目はあるのが当然だと思うから。

けれど、"某氏"がそれを私に軽い気持ちで告げ口する意図が分からない。
"某氏"自身の見解でなく、実名挙げて人の意見として、私の恥ずかしいことを言うその気持ちが分からない。

それ以来、なんとなく病気の事実を知っている友達に、
彼を会わせたくないなぁと思っている。
どこかで"某氏"の見解が、友達全体の見解のように感じてしまったのか、
することしてないとうつらない病気への負い目なのか。

なんとなく嫌だなぁ、と思っているうちに風邪を都合よくひいてしまったのだ。

ちなみにこの"某氏"、以前切り捨てようって決めた"某氏"である。
切り捨てても切り捨てても、酷く気にしてしまう自分がいて。
彼は私のなんなんだ、と、いい加減離してくれ、と思っている。



...




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