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言葉が離散したあとには、溜息しか残らない。 - 2004年11月05日(金) 自分の切替の悪さに嫌気がさし、今朝は強制的に耳から音楽を流し込んだ。 PC3こと、ポール・コールマン3だったか。 借りた音源から落とした音だから、正確にはわからない。 曲名他もわからないけれどかなり気に入っていて、飽きがくるほど聴いている。 今日一月ぶりくらいに聴いて改めて飽きたって思ったけど。 メロディが耳に入っていると、とりあえず思考が流れる。 それこそ秒数を数えてるだけの移動時間が、昨日のことを思い返す余裕があるくらいには、 メロディを追いながら何かを考え想うことができる。 文字を追うほどの気力もないときは、耳から情報を流し込むのが一番気分転換になるのだ。 たとえば気晴らしの漫画すら読みたくないときには。 たとえば日記を書こうとしても文句のひとつも出てこないときには。 何がそんなに私の気力を奪っているかといえば、 既に一ヶ月病欠をしている上司なのだけれど、 私に多大な責任が覆いかぶさっているわけでもなければ実害があるわけでもない。 ただ、なんとなく憂鬱な気分になるのだ。 あぁ、今週もこないのかなぁ、って溜息をつかずにはおれないのだ。 つまり、取る必要も取りようもない責任、無形の責任感が、 無駄に私をとりこにしているだけなのだ。 知ってはいるのだけれど、囚われて逃れられず、語る言葉もなく、溜息しか残らない。 そして、仕方がないので耳からの刺激に頼ってみたわけで。 そろそろ新しい音が聴きたい。 ...
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