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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2008年12月13日(土) 我慢(2)

さて、前回の続きですがもう一つの意味として。

“我”とは自分自身に執着する事となり、“慢”とは慢心を意味する言葉になるのですが、その二つが合わさり、自分の力を過信したり執着してうぬぼれる事を意味し、傲慢や驕りと似た言葉として捉えられていました。

その我慢が、「我を張る、強情」などの意味として使われるようになり、強情な人は他の方に弱みを見せる事がなく、耐え忍んでいるように見えた姿から、今現在においては耐える・忍ぶ・堪えるといった意味で、我慢という言葉が使われるようになったとも言われております。

上記のいわれからすると、いずれにしても元々はあまり良くない意味として使われ、「自分が自分が・・」という気持ちが強くなる事により、ご自身が苦しくなってしまう。相手や物事を自分の思うがままにしようとして、かえって思い通りに行かず、周りに影響を与えたり時には迷惑をかけてしまう事などもございます。

“我慢”をしなければならない状況というのは、「アレが欲しい、コレがしたい」。はたまた「あの人に会いたい、話がしたい、メールしたい」など、自分の気持ちが前に出るからこそ、我慢といった状態も生じて参ります。

以前の便りでもお送りしたように、この世は一切皆苦であり、思い通りにならない事ばかりである。その状況において、自分が思うがままに考え、行動する事で、苦しい我慢を強いられる事が無いよう、いつどんな時でも冷静に、落ち着いた心で臨んで頂ければ幸いです。



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