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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2008年12月21日(日) 邪魔

今回は、「邪魔」という言葉についてお伝え致します。

その意味を調べると「妨げ、余計なもの、目障り」といった形で表わされ、皆様もその事を認識されているかと思います。しかし他にも、「仏道修行を妨げる悪魔」という意味もあるように、仏教が由来となっている言葉となります。

お釈迦様が修行をされていた際、その修行を「マーラー(マーラ)・パーピーヤス」、別名「天魔波旬」とも言われますが、その魔神が邪魔をする為に現れた出来事がありました。

そして仏教がインドから中国に伝わった際、「マーラ」の言葉は「魔羅」という漢字に当てられ、古くは磨や摩といった言葉でも表現される事もありましたが、今は”魔”の字となって表わされています。

そんな魔神の名称が、いつしか自分を見つめ直し反省する際、心の内から起こる障害を表すようにもなり、その“魔”という言葉の上に、“邪”を加え、「邪魔」という言葉になりました。

今回の便りの最初に、「仏道修行を妨げる悪魔」ともお伝えしましたが、何もそのような修行の場だけではなく、皆様の生活の中でも邪魔を受ける事があり、仕事や勉強に飽きて遊びたくなるのも、自分の目標に対して諦めたり挫けたりしてしまう事も、悪魔のささやきである邪魔の仕業となります。

ただ、そういった心の隙間(隙魔)は、自分の弱さによって生じてしまうものですが、改めて、自分の心に隙が生じ、その間(あいだ)を魔に入り込まれてしまわないよう、皆様におきましても日々の精進を重ねて頂ければ幸いです。



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