ひよ子の日記
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2004年06月05日(土) それはスマステと言うらしい(後日判明)

5がつ22にちに、久しぶりに民放を観た。ブロードウェイ特集で、香取慎吾と宮本亜門と数人出演している番組だった。名前が出てこないというより、知らなかったりする。日本人で初めて、しかも13歳の頃にロサンゼルスの舞台に立っていた少女の話。名前は忘れた。(文子さん、だったような気がする。)1920年代当時は日本人が排斥されていた時代で、表立って差別的にJAP.と呼ばれていた頃らしい。

そんな中で差別されながら練習を続ける13歳の少女は凄い。そしてその時代に、彼女の才能を評価し、舞台に立たせた先生も凄いと思った。時代に流されず、良いものは良いと言える強さは、簡単なようできっと難しいことだろうと思うから。特に2次世界対戦勃発前の、今よりもさらに世界同士が相容れることのない時代ではなおさらだ。

私の高校時代には、女子クラス特有の雰囲気の中で、好きなように振舞ってきたけれど、やはり浮いていたように感じる。変わってるねって言って、仲良く、普通に接してくれる子もいれば、やっぱり無視をしたり、わざわざ徒党を組んで悪口を言ったりする子もいた。別にどうでもよかったから、放っておいたら3年生の頃にはおさまっていたので、きっとばかばかしくなって止めたんだと思われる。その頂点にたって私を敵対視していた子は3年間同じクラス(クラスが成績順だったので、ほとんど入れ替わることはなかった)だったのだが、最後には話しかけてくるようになった。

そして『いままであまりはなしたことがなかったよね〜』と言っていた。君が無視していたんだろうが。と突っ込みたかったがやめておいた。とにかくそんな人に無視されたり悪口言われたからって、落ち込んだりしていたら勿体ないから、今悩んでいる人がいたら、気にしないで自分の好きなことを楽しんでほしいなぁと思う。好きなようにしていても、分かってくれる人は分かってくれるし、子供じゃあるまいし『無視しよう』と結束して無視する人なんて一部じゃないかなぁ。そんな訳の分からない集団に惑わされずに、ちゃんと自分の目で私を見てくれる子がクラスにはたくさんいたから。テレビの話からいつのまにか高校時代の話になっていたが、まぁいいや。

高校時代は初めはだるかったけれど、徐々に楽しくなっていった。それに今思えば、やりたいようにやっても責任(法律とは別)がなかったから、楽だったんだなぁと思う。何が言いたいかさっぱりだが、たとえ周りの人に何かを言われても自分がやりたいこと、夢中になること、楽しいことがあればそんなの気にならないんだってこと。無理に気にしないようにするわけでもなくて、本当に気にならないんだ。きっと13歳でJAP.と差別されていた文子さん(文子さんなのかな)もバレエを心底愛して、楽しんでいたのではないかなと思ったわけでした。


ひよ子

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