ひよ子の日記
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2004年12月16日(木) |
あのね、サンタの国ではね… |
もうすぐクリスマスなので保育園にもクリスマス関連の絵本が登場しました。最近初めて読んだ絵本なんですけど「あのね、サンタの国ではね…」というお話がとても気に入りました。サンタの国では一年をどのように過ごしていくかを、一月(ひとつき)ごとに描いたサンタクロース暦のようなものです。私がおもしろーいと思ったのは、よいこさがしを始める七月ですね。気球に乗った数人のサンタが双眼鏡片手に、赤いノートにチェックしていきます。そうか、七月から下準備か‥と妙に納得してしまいました。サンタクロースの生活についてのお話は国によって様々ですが、この絵本のサンタクロースの一年はとても素敵でした。他には女の人がサンタをしてもいいかどうかを話し合う本があった気がするんですが、それも面白かったです。でもタイトルが思い出せないなぁ‥立ち読みだったからなぁ。去年のクリスマスにツタヤで読んだのは覚えているのですが。うーん、記憶の糸が納豆のネバネバほどに細くてぐんぐん伸びてしまうので引き出せません。
映画では、「サンタクロース・リターンズ! 」のサンタの国が良かったです。ここでは、小さい妖精と一緒に子供たちのプレゼントを作っていました(これが一般的かな)。それからサンタのそりを引く8頭のトナカイには決まった名前が付けられています。 8頭の名前は: Blitzen (ブリッツェン)、Comet (コメット)、Cupid (キューピッド)、Dancer (ダンサー)、Dasher (ダッシャ−)、Donder (ドンダ−)、Prancer (プランサー)、 Vixen (ヴィクセン)
他にもクリスマスの映画は数えきれないくらいありますよね。ソーラ・バーチが出ているクリスマス映画ってなんだっけ‥「クリスマスに万歳!」でした。でもこの邦題ってどうなんでしょう。原題は「All I Want For Christmas 」で、両親の離婚に反対し二人が元に戻って家族で幸せなクリスマスを過ごすことだけを望む二人の子供の話です。うちの両親は私が18歳の時に離婚しましたけど、もともとイベントの日に家族がそろうことは少なかったですね。プレゼントはきちんと用意してくれて、きちんと考えてくれていたので悲しさを感じたことはありませんでしたが。それにアメリカでのクリスマスの重みと日本でのそれは大分違うように思います。クリスマスに家族で過ごすことが当たり前となっている世界では、クリスマスに家族で過ごせない現実が子供だけでなく大人の心にも重くのしかかるのでしょうね‥。おぉ、ムービープラスで今日と22日と24日に放映されるようです。(本日の放送はもう終わってしまったみたいですが)
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○あのね、サンタの国ではね…/嘉納 純子 著 ○よるくまクリスマスのまえのよる /酒井 駒子 著 ○All I Want for Christmas (クリスマス万歳!) ○サンタクロース・リターンズ! クリスマス危機一髪
*読了&読始 覚え書き
蒲生邸事件読了。ストーリーは面白かった。昭和11年という時代がどのような時代であるか、ほとんど何も知らないに等しい私にも感じられた。不満に思うところも、前半の孝史が好きになれなかった以外は特にない。‥‥にもかかわらず、あっさりし過ぎているような、物足りない感じを受けたのは何故かなぁ。読むのに時間がかかってしまったから、読了後あまり反芻することなく次を読みはじめてしまったせいで、印象が心に焼き付いていないとか? 月の裏側/恩田陸 著を読みはじめた。 -------------------------------------------------------------------- 別に書いていた読書記録をねこたびふたたびに移動しようかとかとか、ぼんやりとそしてはんなりと思ってみたりはするものの、実際どうなの?とか言われたら、いや別にどうもこうもないよとか言う感じで、のらりくらりと言い訳しつつも移す決意はしているわけで、言われなくても気が向いたら移すわいっちゅうことで、いつ気がむくかが問題だ。なんだ結局気が向いたら移すって訳じゃねぇか。はい、その通りでございます。
ひよ子
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