今夜も電話が入った。 もちろん元彼。 時間は夜の11時35分頃。 0時10分ぐらいまで話しちゃった。
何故かと言うと・・・・ 超ハイテンションでおかしかったから。 元彼は躁鬱病を持っている。
「はい」 「今日は2コールやなぁ。」 「はい?」 「いつもは1コールで出るのに、今日は2コールやったなぁ。」 男の声がした。しかも超ハイテンション。
「どうしたの?」 「いや、元気かな?って思って。」 「昨日、電話したやん(笑)もう、しゃべることも無くなるくらいしゃべったやん。」 「・・あ、そやな。ごめんな連日電話して。」 「いやいいけど、どうしたの?」 「ちょっと聞きたいことがあって・・・。聞いていい?」 「何?」 「あのねあのね、オレって長所あるかな?」 「あるよ、いっぱい。」 「教えて、教えて!!」 そこから、ゆっくりと話してやることにする。 いいとこも、悪いとこも。 内容は何でもいい。今の彼とは会話をすることが必要なんだよね。 まず、テンションを下げなきゃ。
楽しい話と少しだけ楽しくない話。 その割合を、少しずつ変えて行く。 最終的に、少しだけ重い話をし始めた頃には、彼は落ち着いていた。
「少し落ち着いた?重たい話もいいでしょ?」 あえて、重たい話をしたこと告げる。 「うん、ありがと。ごめんな、こんな遅い時間に電話して。」 「いいよ。」 「じゃ、そろそろ切るワ。」 「眠れそう?」 「うん。」 自分勝手なのは、躁鬱病の人にはよくある症状。 「あ、そうそう。心配しなくても、みんなアナタのこと好きだよ。大丈夫だからね。私も好きだよ。」 「うん、ありがとう。」 電話を切る時は、沈んだままではいけない。 後のことを考えて、ポジティブな状態で一人にさせなきゃ。
昨日、彼のHの誘いをやんわり断った時から、何となく彼が凹んでることは容易に想像できる。 だから無意識に彼を受け入れたんだろうなぁ。(Hじゃないよ) 一瞬不安になったんだろうなぁ。 すぐ近くに、嫁も子供もいるのになぁ。 ま、彼は病人だからね。
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