anytime/anything

2005年10月02日(日) 宝もの。

昨日子供の運動会が無事終わりました。
晴れたのは良かったのだけど、あんまりにも暑くて
バテバテでした。
終わった後は、息子も旦那も顔や首や腕が日焼けして赤いし。
私は、帽子に長袖シャツと着てきっちりガードしたんで
大丈夫。あ、日傘を忘れたのがちょっと失敗でしたが。

やっと、やっと運動会が終わって嬉しい母。
小学校生活最後の運動会ですから。
やー、私は子供の頃から運動会がだいっきらい。
ま、運動神経ゼロっつううとこから来てはいるんですけどね。

あの、雰囲気が嫌いなの。
変わりもんだから。

みんなでやる。
まとまってやる。
延々と練習。
少しの乱れも許さず。
運動神経のある子供たちの活躍の場。
ほんっとに、運動は嫌いでした。当時。

今、大人になってみると、自分はそれほど運動神経が無いわけではないと
分かったんだけど。
何故か、あの頃は運動することに対して自分はホントに能力がないと
思いこんでいたんだなぁー。
親と楽しくお昼を食べた記憶も全くないし。
ほらーー、あたし、あぶれっこだからなぁ。
ま、姉がいたから親も来てたんだろうけど。

そんな私の遺伝子を受け継いだのか、子供らは足があんまり速くない。
旦那は運動神経抜群でいつもリレーの選手だったそうですが。

でも、そんなんでも、見ていると、なんだか楽しそうなんだよね。
足が速くなくたって、
組み体操がちょっぴり失敗したって、
けっしてヒーローになれなくても、
自分の係りを一生懸命やっていて、それこそ、輝く笑顔で。
あー。わが子ながら、
こんなひねくれた親なのに、素直な子どもの姿と見て感動しました。
安心しました。

私が非常に自意識過剰な子どもだったのかもしれません。
そしてそれを受け止めてくれる親がいなかったのも事実だけど。

子供がいると、それまで大層に受け止めていたことが
本当はたいしたことでないと気づかされるのです。


******************************


 < 過去  INDEX  未来 >


響起

My追加