真の○○好き。 - 2005年05月21日(土) 「文脈力」という本を立ち読みしていたら、読んでいるうちに面白くなってついつい買ってしまった。その著者こそ、斎藤孝さんである。 斎藤孝さんという人物は1960年の静岡生まれ、東京大学法学部卒の高学歴を持ち、現在では教育論、身体論、コミュニケーション論を専門としている。バラエティ番組などにも時々顔を見せている。 ある番組でこんなことを言っていた。 「僕はね、ギョーザが大好きなんですよ。大学受験の時、夜遅くになると小腹が減ってきてね、そんな時はいつもギョーザばかり食べていましたよ。それほどギョーザが好きなんです。どんな店のどんなギョーザでも美味しく食べれますよ。」 あまりにギョーザが好き過ぎて、どこのどんなギョーザも美味しく食べれる。 普通、通の人だとこだわりを持ち、味に対して評論めいた事を言い、どこどこの店のものを食べたらもうあそこの店のものなんて二度と食べれないなどと言いがちだが、その次元を通り越して好き過ぎるが故に、どんなものでも美味しいという観念が生まれている。 真の○○好きというのは味に固執しない。 真のギョーザ好きならばあえてこだわりを捨て、どんなギョーザでも美味しく食べる。 真の酒好きなら種類、度数にこだわらず黙って美味しく飲む。 真の女好きについても話していたが、果たしてどういうことやら…。 しかし、う〜む。。。なるほど、とうなずいてしまった。 ...
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