羊水#3 - 2006年01月14日(土) しばらくくちびるを重ねたあと 彼はわたしの顔を見た。 それからもう一度ぎゅうっと抱きしめて 耳元で囁いた。 ずっとこうしたかった・・・ 甘い痺れが身体中を巡った。 今じゃなければと思いながらも、答えることが出来なかった。 眼を閉じて、ただその言葉だけを感じようとした。 再びのキス。 彼のくちびるには力が加わり、 歯をこじ開けて舌が侵入してきた。 固く引っ込んだままのわたしの舌を探りながら、 大きな手のひらで胸を包んだ。 包んだ手のひらが、やわやわと全体をほぐした。 (ああ・・・) 思わず緩んだ舌を、彼は逃さず絡め取った。 くちびるはいっそう強く、 むさぼるように重ねられた。 ほぐされた胸は大きく揉まれ、 重みをはかるように下から持ち上げられた。 指先が絞りながら頂に集まり、 くるくるとそこを刺激した。 快感がびりびりと下半身に伝わった。 咄嗟にあそこにぎゅっと力を入れた。 膀胱はもうほとんどいっぱいで、 快感に身を委ねると今にも爆発しそうだった。 まだほとんど知らない他人と、 急速に接近する瞬間。 一番ときめくはずのその時を わたしは待っていたはずだったのに。 -
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