『パピヨン』Papillon 1973年/米=仏 フランクリン・J・シャフナー監督
スティーヴ・マックィーンやダスティン・ホフマンの
凄みのある演技には引きつけられた。
しかし、物語的には長くてダレているように感じられた。
近年映画のテンポアップされたエンターテイメントの影響で
そう感じる部分があるかもしれない、という前提で。
パピヨンが南の島?に漂着した件など、もうちょっと要約した方が
シーンの意図がもっと効果的に表現できたのではないか?
全体的に各々のシーンについて、もっとタイトなシーン運びでも
よいのでは?という印象を持った。
フランクリン・J・シャフナー監督は、『猿の惑星』、アカデミー賞を受賞した
『パットン大戦車軍団』という作品を監督したそうだ。
あんまり触手は動かないんだけど、これらの作品を見て「学習」の下地が
出来た上で再見したら、ひょっとしたら違う見方になっているかもしれない、
とも思う。どっちに転ぶか。
ツカミ 服役囚のパピヨン、ルイ・ドガが、フランスの刑務所から 南米仏領ギアナの監獄に送られる?
ポイント1 パピヨン、ルイ・ドガ、植民地?に到着する。
Mポイント パピヨン、独房2年の期間終了し、ルイ・ドガのいる収容地に戻ってくる?
ポイント2 パピヨン、ルイ・ドガ、マチュレット、船を手に入れ海に漕ぎ出る?
エンディング パピヨン、ココナッツを詰めた袋で断崖絶壁の島から脱出する。
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