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眠っている時に見る夢とは、日頃自分が考えているけど、意志として形成しきれていないものや潜在的に興味があるのにそうではないと思いこんでいることで形成されているのではないか、と思うことがある。
一年前、ボーダーシャツを買う夢を見た。わたしはボーダーという柄を人生で一度も好きだったことがない。人が着ているのを見て嫌だと思うということはないけど、自分には絶対似合わないと思ってきた。ところがその夢を見た朝、どうしてもボーダー柄の服が脳裏から離れず気になって気になって仕方なかった。ネットでサーチしてみる。フランスには"Petit Bateau"という庶民派のコットンの服のブランドがあり、ボーダー柄が多い。あぁ、これなら知ってる。ロクちゃんも持ってて、子供服なんてとても着心地が良さそうで好感持てる。結局素敵なボーダー柄のワンピースを3つ見つけて、選べなくなって3枚とも買ってしまった。それは思いがけずクローゼットに入ってきた新しい風のようだった。色によっては似合わなくもない。自分の決めつけは必ずしも正しくないと身を持って知る。
数日前には自分でカスタマイズして購入した素敵な青紫色と白のワンピースを着て、ボブカットの髪の先端をきれいにカールしてる自分の姿の夢を見た。これもすごく印象の強い夢で、放置していた長い髪を夢でみたようなボブカットにしたくて居ても立ってもいられないくなって、朝のシャワーを浴びる前に服を脱いで、髪を自分でザクザクと切った。夢の中の顔のほうが美しかったから、現実に鏡に映る自分は少し違ったが、髪型は遠くない。夢で見た色のワンピースは見つかっていない。
昨日はハネムーンにでる夢を見た。緑の青々した美しい風景でエストニアだか、リトアニアだかという名前だった。どちらも名前しか知らない国。ネットで調べてみる。夢の風景は圧倒的にエストニアのほうに近かった。興味が沸いて調べていくうちに面白い料理のレシピなどを沢山見つける。北欧から太陽を求めて南下して余暇を過ごす人は多いが、わたしはその太陽燦々の場所に住んでいるのだ。太陽ではないものを求めて北へ向かうのも悪くない。エストニアか、どこからでてきたのだろう。わからないけど、夢を現実にしてみるのも面白いではないか。何かの虫の知らせで見た夢かもしれないのだから。数日前まで日本に帰りたい、と母に泣きついてたのに、行き先変更なるか?