おつかいの帰りに気づくわれわれは雨の輪っかに包囲されてる傘の花揺れて譲って水滴が散って咲くのが思いやりなら夕暮れのお使いとぼとぼ水たまり雨の輪っかがみんなまんまるふとみれば水たまりには雨の輪がみんなまんまるすぐに消えるね雨の輪はただひたすらにいつだれが行き過ぎたってみんなまんまる傘の花駅へと向かう人波にまるいリボンをつけてみおくる