わすれていたことを思い出す間違えたパンを買ったこれじゃなかった不注意な私や昔の話がここにあるひんやりした曇りの日小さな子供たちの声がひびくしまっておいた毛糸のニオイ灰色の街は風も止まり私のことなど知らん顔してなんにもなかったことにしてくれるありがとう私はまたぼそぼそと歩きはじめる