2007年05月25日(金) |
結局のところ、人生というのは・・・ |
「海のふた」みたいなものなんだなと浮かんだ。 「海のふた」はよしもとばななの小説で、読売新聞に連載されており読んだ。毎週土曜日の連載で、久しぶりに、毎週楽しみと思える新聞小説だった。
そこにはまほうがあった。
自分の魂に忠実に生きている者たちがいて
そして、愛があった。
必要十分で、欠けているものがないくらい、満たされていた。
今を今のスピードで生きて、あっという間でない毎日を積み重ね、 1ヶ月には1ヶ月分の重みを感じることを許していた。
結局のところ、人生というのは海のふたみたいなものだ。 海のふたは、本当に魂に忠実すぎて、きれいでとうめいで じわっと涙がでてくるような、そんな小説だ。
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