どうにも、頭からノイズを完全排除して、ただそこにあるように作品を見ることが難しくなってる気がするが、これは俺が長年それをさぼってたせいだろうなー。
んじゃけいおん8話。
なんかねー、4人が登場すると背景が見えなくなる感じするんだよね。クラス発表のときなんかも、昇降口っていう空間の広がりがあって、春で、それなりにひんやりした空気で、湿度は……みたいなのがあるはずなんだけど、その空間を「見る」能力が下がってる気がする。
これ最初に見たときも思ったけど、澪にここで「さびしい」って言わす理由あるのかなあ。
澪の「ガーン」が……なんかなあ。
ところで憂が結局軽音部に入らなかった理由ってなんなんだろ。考えたことないんだけど。
あずにゃんってふだんジャズ聴いてるんだっけか。
そっか。1年生のとまどいは過不足なく表現されてるんだ。テンション高い先輩ってのに対する。そのへんはあんまり考えてなかったなあ。
アイス食べたいのくだりひっでえな。もうラブラブすぎて手におえねえ。
たまに展開のろすぎていらっとするんだが、まあ、その間こそがリアルってことか。あそこ乗りきれねーけどなー。
唯のクソステージ度胸ってこのへんから導入されるのかな。
ああ、いい高音部……。声ってのは持った武器ですねえ……。
「よかったね! お姉ちゃん」 どこまでも唯基準の憂。
8話終了。……ああ、まあ。ライブのシーンは1期最後のやつだけだなあ。ただこの回はセリフすごくよかったと思う。キャラクターに違和感がない。あんまり集中してなかったんで、嗅ぎ取れてない部分があるとは思うが。澪だけが若干微妙だったが、空気は全体的に嗅ぎ取りやすい感じだったと思う。
9話。
あずにゃん、後半になったら床に足が届いてるかどうかは確認必須。
ああそうか。あずにゃんにとっては唯たちって最初から「上級生」だったんだよなあ……そこんところあんまり意識してなかったなー。8話のときもそうだけど、このとまどいとか期待ってものをあらかじめ意識しておかないと読みまちがえるな。
ああ……あずにゃん……これはきっついよなあ……。そっかー。期待にあふれてたんだ……。
あずにゃんないちゃった……。
ああ、この段階ではまだあずにゃんのキャラかたまってねーな。そして澪に対するあずにゃんの憧れはこの段階で確定してんのか。
うん。これ思ったよりぎくしゃくしてない。最初のときは読めてなかった。あずにゃんのキャラの揺らぎさえ微妙にマイナスしておけば、先輩と後輩っていう関係って感じで読んどけばいいんだ。
まずいなー。あらためてあずにゃん異常なかわいさ。
あー、澪の空気の読めてなさすごいなー。明日こそは部活やるってシーンな。
澪はなー、タイプ似てるからあずにゃんのことよく見えるんだろうなー。
あと、あずにゃんが音楽に対して完全にガチだっていうのは忘れちゃいけない要素だなー。
9話おしまい。8話と9話はもう一度くらい見直したほうがいいかもしれない。珍しいくらい情報量が多い。全体からすると確かにこの2つの話は人間関係の確執めいたものがあるんで、雰囲気としては異質なんだけど、あずにゃんの側からみれば至極真っ当な展開であるし、唯たちの側からみても「どうやって接していいかわからないけど、結局自分のペースで」っていうのが相当にうかがえるんで、ここをきっちり見とく必要がある。 あとあずにゃんの登場時点でのキャラの揺らぎは想像以上だったなー。基本線がちっちゃくてツリ目気味で神経質でまじめで、みたいなところで確定してるだけに、このへんは意識してなかった。特に食べもの与えるとおとなしくなっちゃうあたりとか、かわいがられるとつい許しちゃうあたりとか。このへんはムギの百合好き要素と一緒で、後半になるにしたがって抑制されてったあたりか。 ただ、ムギの百合好きは、実際には「自分もあんなふうにふざけあってみたい」っていう憧れの別のあらわれである可能性もあり、もし最初に見たときに気づかないような変化の過程が描写されてるなら、それはまあそれ。あずにゃんにも同様の変化はあるのかもしれない。
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