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怠惰通信
ざれこ
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2003年07月02日(水)
怒り心頭、でも

その日友達に出しまくったメールの件名である。

で、メール内容(原文まま)

(略。仕事の愚痴)

とにかく気分最悪で、でも電車で北村薫の「リセット」読んでて、
やっと心が洗われてきたわけよ。
で、各停に乗り換えてあと二駅、また読もうと本をあけてたら、
いきなり隣のおっさんが「最近の若い子も電車で本を読むんだねえ。
携帯メールばっかりしてるんだと思ったら」って言い出すのね。
明らかに一人で、こっちむいて喋ってるわけ。
話し掛けられてるよ、と思いつつ「はあ」と言って私は露骨に
本に戻るんだけど、そいつが横でべらべら喋るもんだから、
読めやしない。
「僕は太宰治が好きでねえ。」(って、そんな面かよ)
「あなたはあれやね、文学少女ってやつやね、わはは」(悪寒)
「で、最近の若い人はどんな作家が好きなのかな。」(質問するなよ)
「やっぱり村上春樹とかかな。あの人面白いの?」(批判するなよ)
万事「はあ、はあ」で聞き流してたんだけどさあ。
二駅分きっちり喋られて、周りも聞き耳立ててるし、
今日一日分の怒りをそいつに全部ぶつけそうになったわ。最悪。

で、帰ってきたら追い討ちメール入ってるし。

前言ってた合コン、どうなったかなーと思って
仕切ってくれる先輩に昨日メールしてみたのね。

そしたらこんな返事が。

> コンパ、やりたいのは山々なんですが、如何せん僕が忙しくて・・・
>(略)7月12日の発表が終われば
> やっと落ち着いてコンパに行けそうですわ。

っていうか先輩、40歳既婚のあなたは別にこなくていいのよ(笑)、と
思いながらまあ、普通に読んでたら、そのあと別ルートから極秘情報。

> なんか、ここだけの話、既に俺の後輩(注:私より5つ下のかわいい子)
> と合コンしたらしいですよ。あまりの素早さに呆れました。(笑)

・・・・・どういうことやねん。おっさん。ほんま。キレるわ。
わかりやすすぎ。


さて、風呂で「リセット」の続きを読んでとっとと寝ますわ。
いいタイトルよな「リセット」。

_____________


友達から返事がきた。

> 怒り心頭のところ悪いけど、大爆笑してしまった。

いや、うけたのならいいです。・・・・。



2003年07月07日(月)
携帯を忘れる

今日は携帯を忘れて仕事にいった。

帰ってくるとメールが2件入っていた。
誰か連絡入ってる、悪かったなあ、誰だろう、と思いながら
みてみたら、・・・2件とも出会い系サイトだった。
まあ、わかりやすいオチだ。

今朝忘れたの気づいたときに
「まあ、別にいらないし」と思って自嘲したのは
あながち間違いではなかった。ああ自虐。

___________________

と思って油断してそれを遠くに放ったらかし、
私は大音量でTower of Powerなんぞ聴きながら
「LIVE AND IN LIVING COLOR」は素晴らしい。)
マトリックスの感想を書いてたわけよ。

そしたら電話がかかっていた。

今朝「どうしてるかなあ」と思っていた、異動になった職場の先輩からだった。
気づいたのは着信から2時間後。

あーあ。もう。携帯め。


メールも入っていた。
再来週の土曜日の昼にいつもの場所に集合、らしい。
それしか書いてない。
で、集合して何するわけ?昼から飲むのか?

その先輩(33歳既婚、2人目が産まれたばかり)には
ほんの3人だけ友達がいる。
その彼らと2回飲みに行き、変人の巣窟である彼らのコミュニティの
「仲間」として私は認知されてしまっている。
「お前は俺らと2回も飲んだってだけで既に変だ」と太鼓判を押された。
私も確かにそう思う。

そのコミュニティで昼から何を?

どうやら、彼らの唯一の共通項は「城マニア」らしいから、
どこかの城に行くのだろうか?どこの城に?

・・・・たまたまその日に限って暇。
まあ、内容を聞いてから行く行かないは決めればいいか。

でも先輩には会いたいなあ。
あーあ、電話に出たかったなあ。

そういやその先輩からの電話(というかほとんど携帯メール)は
夜9時台しか入らない。
多分、奥さんが風呂にでも入ってるんじゃないかと、私はにらんでいる。

風呂の間にこそこそと、背徳の電話、?、したかった。

で、「城」の話題かも。・・・・・それもなあ。

それにしても今日は携帯と相性が悪い日だ。



2003年07月09日(水)

職場にいた鬱の人が電車に飛びこんでしまった。
隣の席の人だった。
その数時間前まで、職場にいて、
普通にお疲れ様ですって別れて、それきりだった。

その知らせをきいた火曜日朝は、
息も出来ないくらいだった。
今は普通に話せるが、
なんだか世界におしつぶされそうな気がしている。

いまだにどうしていいかわからないけど、
でももう、どうしようもない。

鬱の人は1ヶ月以上病気休暇をとっていた。
そして、こないだ復帰したばかりだった。

復帰初日に、お昼ご飯を食べに行って、
犬の話をした。
家で2匹犬を飼っているという。
休暇中、旦那さんは仕事に行っていて、
犬と彼女と3人で、ずっと過ごしていたらしい。

その犬たちは、いまどうしてるんだろう。

そう思うとものすごく哀しい気持ちになる。

でも、泣いていても仕方がないし。
私は、生きてかなきゃいけないし。

一人だとさすがに考えてしまうので、
ここ数日は誰かと一緒にいることにして、
いろいろ予定を入れている。
普通に過ごしていないと、息がつまりそうだ。

そして、電車が怖くなった。
私まで、吸い込まれそうな気がする。
ホームに立つと、一瞬寒気がする。
乗ってても時々寒気がする。私は凶器に乗っているのだ。

どうしてその一瞬、思いとどまれなかったのだろう。
どうしてだろう。

考えても仕方がない。もう、戻らない。戻らないって、辛い。



2003年07月10日(木)
ネタ話

仕事終わってから友達と飲んでました。

友達は不倫しててもうすぐ結婚する子で、
(2003年05月07日日記(後半)参照してください)
その話をとくと聞くはずが、ワタシネタをどばーっと
披露して終わってしまった。
哀しい話も笑える話も。
「あ、そういやこないだこういうことが」と
話していったら、どれもこれも友達には刺激的だったらしく、
「ネタありすぎ」と呆れられた。不倫してた子によ。ワタシって・・・

まあ、ネタ(わりと笑えるほう)でこれだけ出したからな。
「車をぶつけた相手にねずみ講の勧誘された話」
「職場に不倫を暴露するファックスが送られてきて、それを発見しちゃった話」
「ラブレター渡されて次はあとをつけられた話」
「最低合コンネタ2つほど」

まあ、ありすぎかも。
友達に「厄除けいったら?」と言われて真剣考える私だった。

ああでも友達っていいよ。ここ3日くらいの日記で毎日書くと思うけど。
友達っていいよね。



2003年07月12日(土)
徹夜話

今度は別の友達と朝5時まで喋ってました。

友達ったら、私のシングルトン仲間だったのに、
私の紹介したなさけない男に突如、猛烈アタックをかけはじめた。
(明らかに死語な「猛烈アタック」、が似合うのよね彼女には)

いきなり
「お茶でも飲みながら口説かせていただけると嬉しいです」と
メールを出したのが先日のこと、
で、前日の金曜日に飲みに行って実際に「口説いて」きたのだそうな。
しかし飄々とした連れ(男のほう)のノリに流されて
世間話すること3時間、で、ちょっとは口説いておいた方がいいかな、と
最後の10分で思ってちょっと口説いてみた、らしい。
気づいてるのか男はそんなんで?と聞いてみたら、男は
「いやあ、くどかれるのって気分いいねえ」と言ってたらしい。あほか。

先行きは不透明。あまりにも男が飄々、なので
友達がイライラしてだめになるかもしれん。

しかし、
「お茶でも飲みながら口説かせていただけると嬉しいです」

何度読んでも面白いわ。

そんな話を込みで朝4時まで。
口内炎でひりひりする舌で、私はしゃべりまくった。
やっぱり友達っていい。



2003年07月13日(日)
与太話

今度は更に別の友達とお茶してました。

どうやら私が不安定な時期にメールしたのもあって
心配してくれたらしく、お茶に誘ってくれて、
そこでもいつもどおり世間話数時間。

奴は既婚男同い年で、奴が結婚してから仲良くなって
ほぼ2年、親友というか悪友というか腐れ縁というか、
そういう仲である。二人でしょっちゅう昼間から
「お茶」しているが、夕方になると奴は
嫁の手料理を食べに律儀にうちに帰る。そういう仲だ。

しかし嫁には私と会ってるのは一応内緒、らしい。
笑える。
だって私、一人で奴の家に泊まりに行って
朝まで嫁と3人で喋ってたこともあるくらい、清廉潔白なのに。

まあそれはおいといて、
いい友達だ。
いてくれて助かった。
と改めて思った日曜日。



2003年07月15日(火)
近況

えらいところで日記が止まってるので近況など。

私は元気です。

残酷にも時間は過ぎていきます。

まあ、日記を書かなかったのは単に
映画観てたり本読んでたり、だからだけど
日記書くといろいろ考えちゃうし、やっぱり、ってことで
気合入れて現実から逃げてた、ここ数日です。

今から軽く過去日記書くか。ここ数日の。