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■ 古本買い
今日は五反田古遊会。 会社のやすみをぬって、足をはこぶ(と、いっても会場は会社の裏だ)。
ぐるっとひとまわりしたあと、編集部のひとたちに会う。 だいたい趣味が似通っているので、つかずはなれずの距離を保ちつつ、 ちゃっかり古本指南はしてもらう。
図書館では何度も借りたけれど購入していなかったミルボー『責苦の庭』(国書刊行会)、エビング『異常性愛の心理』(ヒューマンライフ社)は図版に惹かれて、最期にたしか発禁本だったアラン・Z・ノールマン『十七歳』(二見書房)を購入。
また昨日は朝から図版探しで上智大学図書館へ。 チャリティサークルが恒例のバザーを開いていて、 ちょっと覗く。 古本がハードカバーで二百円、文庫が五十円くらいのお値段。 大學教授がいらなくなった蔵書をバザーに寄付したりすると、けっこう高価な本やおみかけしない学術系のものがあったり、洋書も結構な数があったりする。 以前、ディックの作品だから、と手にした中田耕治訳『宇宙の眼』はあまりみかけないものとのこと。なぜかそういうものがあって楽しいのです。 今回は、年末だからか本の冊数は少なかったけれど、 原民喜『夏の花』、モラヴィア『深層生活』、ベアトリス・ディディエ『Le Journal intime』の三冊を拾い上げる。
ふだんは日常の細々としたことを日記には書かないのだけれど、こうかいてみるのは『Le Journal intime』をぱらぱらと読んだからなのでした。
2005年12月16日(金)
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