37.2℃の微熱
北端あおい



 insomunia

ここしばらく神経がたかぶって眠れないので、さっき睡眠薬を飲みました。
体調が悪くなってから、少しやめていたりしたので、いきなりだと強くききしすぎやしないかとびくびくしていたのだけれど(目が覚めないと会社に行けなくなってしまう)、明日は土曜日なので安心して。手元の時計はちょうど3時。ねむくなるまで日記を綴ろうとさっきパソコンを開いたのでした。

それから、一時間以上…立ち上がると体の力が抜けてふらふらしているけれど、ちっとも眠くならない(困)。

2006年01月28日(土)



 告解

告解に行く自分をどこか軽蔑しながら、それでも告解に行く。

2006年01月27日(金)



 死者のための祈り

死者のための祈り
カトリック教会が挙げている死者のための祈りのひとつが詩篇129。
もういない人、これから去りゆく人を思うとき、心のなかをなぜかよぎる箇所。眠れずに夜が明けてしまった今日は、この言葉を口にしながら過ごしましょうか。

DE PROFUNDIS (詩編129)

DE PROFUNDIS clamavi ad te, Domine:
Domine, exaudi vocem meam:
Fiant aures tuae intendentes,
in vocem deprecationis meae.
Si iniquitates observaveris, Domine:
Domine, quis sustinebit?
Quia apud te propitiatio est:
et propter legem tuam sustinui te, Domine.
Sustinuit anima mea in verbo eius:
speravit anima mea in Domino.
A custodia matutina usque ad noctem:
speret Israel in Domino.
Quia apud Dominum misericordia:
et copiosa apud eum redemptio.
Et ipse redimet Israel,
ex omnibus iniquitatibus eius.
Gloria Patri, et Filio, et Spiritui Sancto.
Sicut erat in principio, et nunc, et semper,
et in saecula saeculorum. Amen.


2006年01月26日(木)



 ほんとうは

ホントウは、ミクシィのとこちらのとあわせて日記はひとつにしたい。
ここは、過去にニフティで書いていたものを置くことにして。
ということで、どのブログにしようかうろうろして、数ヶ月。
なんだかどこも似たり寄ったりで、きめかねています。
どうせならブログなので、いろいろとつながる機能が充実しているところがいいなぁ、とか、余計な機能はないほうがいいなぁとか、
はてなはどうなのかな(でも、はてなは複雑で実はよくわからない…)。

近い将来移行できたらいいなぁ(予定は未定)。



2006年01月23日(月)



 

なんだか落ち着かない。
明日からは会社に復帰予定だから!?
昂奮しているみたいで、ますます不眠指数が高い今夜。

いろいろとやらねばならないことが机の上に山積みのはずで、それを思ったら、眠ったほうがいいのに眠れない。

週末は、村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を一気読み。太ってピンクばかり着ている女の子のほうが魅力的で、反対に主人公が寝る相手にはあまりひきつけられなかった…。でも、尊敬かつ信用できる(?)男性の読み手に尋ねたら、村上春樹作品の女の子は無機的なところがよいのだとのこと。
本当!? 無機的で魅力的な女子っていったら、代表的なところで綾波レイぐらいしか思い浮かばないよー。
ところで、年明けから妹が持ち込んだ村上春樹本を読んでいるのですが、離婚した男性ばっかり出てくるのはなぜ!? 無機的な女の子ばかりなのは、村上氏の好みなの!?

それはさておき、下北沢(物価が安いので日常のお買い物はほとんど下北沢)の駅の改札を出たとたん、卒業以来会っていなかった後輩に出くわして、びっくり。
東京って狭い、を実感するけれど、とはいっても、会いたい人にはなかなか会わないもの。やっぱり狭くはない、それとも期待しちゃ駄目なのでしょうか?

2006年01月22日(日)



 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

「心というものはあなたにもよく理解できないものなの?」
「ある場合にはね」と僕は言った。「ずっとあとにならなければそれを理解することができないという場合だってあるし、そのときにはもう既に遅すぎるという場合だってある。多くの場合、われわれは自分の心を見定めることができないまま行動を選びとっていかなくちゃならなくて、それがみんなを迷わせるんだ」
「わたしには心というものがとても不完全なもののように思えるんだけれど」と彼女は微笑みながら言った。
僕はポケットから両手を出して、月の光の下でそれを眺めた。月の光に白く染まった手はその小さな世界に完結したまま行き場所を失ってしまった一対の彫像のように見えた。
「僕もそう思うね。とても不完全なものだ」と僕は言った。「でもそれは足跡を残すんだ。そしてその跡を我々はもう一度辿ることができるんだ。雪の上についた足跡を辿るようにね」
「それはどこかに行きつくの?」
「僕自身にね」と僕は答えた。「心というものはそういうものなんだ。心がなければどこにも辿りつけない」
(村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』1985、新潮社)




2006年01月21日(土)



 猫の肉


新宿アカシアに行った!
お目当ては、もちろん有名なロールキャベツ。


村上龍が、「猫の肉」!と騒いでいた真っ赤なお肉がキャベツの隙間からのぞく。中上健次対談に登場してくるからってだけで、行きたくて行きたくてたまらなかったので、連れていってもらったのでした。

たしかに、キャベツの中のお肉は、牛とも豚とも鶏とも判別しがたいお味。
美味しいのだけれど、美味しいのだけれど。
おうちに帰ってからもなんのお肉だったのか、考えて悶えています。


2006年01月12日(木)
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