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20070703

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2007年10月30日(火)
出戻りです。

深夜、ふんばってもふんばっても

一向に生まれる兆しの見えない企画を考えていたら、

妙にエンピツさんで日常を綴りたくなってしまい…。



張り切って新しい日記を作っちゃいました。えへ。




今日は恋人と会わない日。

実は昨日も接待で会えなかったので、

2日間続けて顔を見ないというのはちょっぴり新鮮だったり。

でも、いつも通り、恋人から夜中のメール&電話。

珍しく甘い言葉ですね?


好きな人を信じるのと、疑うの、どっちがラクチンなんだろう。

けど、私たちは、私は、大人だから、

“信じる”ということは、同時に“裏切られる”のを

覚悟することだと、身を持って知っているわけで。

これは賢くなったというべきなのか?

それとも大切なモノを失ったというべきなのか?

知らなくて良いこともあるよねー、

なんてもっともらしく嘯いてみる。



2人の関係を維持するために必要なのは、

小手先だけの駆け引きなんかじゃなく、

それぞれが、互いの場所で、自身を成長させることだ、

と誰かが言っていた。

…ごもっともです。



さてと、明日の会議に備えて、再び仕事に戻りましょうか。

とりあえず私は、元気です。




2007年11月01日(木)
三十路

早く30代になりたかった。

そうしたら此処数年感じている、

焦りのような不安定さから、抜け出せるような気がしたから。

でも急に、30歳を迎えるのが怖くなった。

そんな風に感じてしまったのは、2,3日前の恋人の言葉。

その台詞に失望して、ほんの少しだけ傷ついて。

散々八つ当たりをした後で、ハタと気がついた。



そもそも、私って、どうなりたいんだっけ?



結婚したいの? 

子供を産んでみたいの?

仕事を続けたいの?

この街に居続けたいの?



もちろんこればっかりは、したい、したくない、

の問題じゃないことだって、分かってる。

だけど、私が選びたいのは、どっちの道?

私の意志は、いったい何処にあるんだろう。

私の幸せって、一体どんなものなんだろう。








2007年11月05日(月)
冴えません、ええ、まったく。

調子に乗ってBBSなぞ作ってみました。



ウチの恋人は勉強家。超が付くほどの頑張り屋さん。

私と出会う数ヶ月前まで、ほとんどの時間を勉強に費やし、

女もお酒もほどほどに…という生活を営んでいたらしい。

私はそんな彼の姿を見たことがないのだけど、

なんとなく、想像は、つく。

そのころの彼女さんは、大変だったろうなあ。

私は恋人のことを大好きだけれど、

もしもまたそんな状態が訪れたら、

彼のすべてを応援してあげられるのだろうか。

正直、ちょっと、自信がない。



将来のことを思って、数十年後の自分を想像して、

色んな誘惑に耐えながら、「今しかできないこと」、

に取り組む恋人を、心から尊敬してる。

と、同時に、自分の姿を省みて、不安にもなる。


今の、私、これで、大丈夫、か…?(えーっと)



後先考えず、勢いだけで突っ走ってきた、この6年。

何か肝心なものを見失っているような、いないような。

今日1日、朝からずうっと考えていた。

10年前の夢、10年後の私が挑戦したいこと、

そして、現在の仕事について。

今、私が就いている職業は、あのころの私の憧れだった。

だけど、夢の先にあるものは、なに。

コレしかない、と私が信じてきたものは、

本当に正しかった?



隣の後輩が食べてるハンバーガーの匂いにムカつつ、

仕事をしている最中もぐるぐるぐるぐる。

どうする、私!?→しばらく思考停止

→やべー、仕事だ仕事。家帰って考えよう→(しばし激務中)

→ってゆーか、考える時間なんかないじゃん!@終電

…そんな感じで、冴えない20代後半。



仕事中に恋人からの電話に、出れなかった。

今夜、声が聴けないのは寂しいけれど、

八つ当たりしちゃうのが分かってるから、

タイミングが合わなくて、良かったんだと思う。

大事な人に嫌な思いをさせるよりは、ずっと、いい。

ごめんね。



2007年11月07日(水)
しっかりと手を繋ごう

まさに激動の1日。

恋人の仕事の都合で、

プチ遠距離になることが決まりました。

数カ月前からくすぶっていた火種が、

今日になって爆発したって感じ。

この件に関しての問題は山積み。




朝、メールを貰ったときには、頭が真っ白になった。

用件のみを一方的に告げるメール。

彼が自分のことで精一杯なのは分かっているのに、

“私たち、どうなるの?”

って不安がふつふつと沸き起こってきて

まるでエゴの塊みたいな自分が辛かった。




夜になって彼から連絡が来たので、

とりあえず仕事を放り出して、会社を抜け出した。

コトの経緯をぽつりぽつり話始めた彼。

「蝶のことを考えてないわけじゃないけど…ごめん」

という言葉に涙が出そうになった。

こっちこそ、ごめん。

自分のことばっかりで。

気の利いた言葉の1つもかけられなくて。




今だけのことを考えて、一緒の時間を過ごすよりも

この先のことを考えて、距離を置くのが正解なんだ。

でも、“一緒に頑張ろう”って言葉が聞けなくて、

泣きながら、ちょっとだけ、彼を責めてしまった。

感情的になってしまったこと、反省してる。

だけど、この問題は、あなただけのものじゃないんだよ?

いろんな人の助けを借りながら、

私たち2人で乗り越えていく、大きな山、なんだよ?

だから、喧嘩しても、罵り合ってもいいから、

しっかり手を繋いでいよう。




正直、彼から「別れよう」と言われるのかと想像してた。

今の彼にとって、私は重荷でしかないこと、

自分が一番よく分かっているから。

百戦錬磨のうちの恋人は、

女の子の喜ばせ方をよく知ってる人だ。

甘い言葉も、お姫様のような扱いもお手の物だけど、

本気かどうか、心の何処かで信じられなかった。

だけど今回のことで、分かったの。

私は、私が思っている以上に、

彼に必要とされているし、

大事にされているということを。

そして、それは、私自身も同じ。




私の恋人は、世界一の努力家で、世界一の男前。

彼の才能と人柄と将来性を、

私がこの世の中で一番信じてる。

上へと上り詰めていく彼の後姿を、

この目でしっかりと見守り続けたいと思います。






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ま、しばらくは、嫁に行けないってことで(笑)。



2007年11月08日(木)
「ごめんね」と「ありがとう」

会社を帰る前に恋人にメールを送ったら、

家に帰る前に電話がかかってきた。

それから2人ともご飯を食べて、また電話。

今日の進展と、愚痴を少々。



ウチの恋人は、前向きで、強い男だ。

そりゃあ泣き言の1つくらいは言うよ?

だけどすぐに前を見据えて、立ち上がろうとする。

具体的にどうすべきか、を考えて動き出す。

相手を恨み続け、暴言を吐き続ける、

なんて無駄なことはしないんだ。

だからその代わりに、私が怒る。

私の恋人を苦しめる、その人たちに、

呪いをかけて、いつか天罰が下ることを願っている。

いつか復讐を果たすことを、心の中で誓う。

あなたには、憎しみの感情なんて覚えて欲しくない。

だから、代わりに、私が怒る。



恋人の強さの原因の1つは、

そのプライドの高さにあるんだと思う。

そんな彼が、私に何度も御礼を言うんだ。

何度も、何度も、謝るんだ。

君が不安そうに「ありがとう」と「ごめんね」

を繰り返す度に、私は泣きそうになる。






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多分、彼が一番、聞きたかった言葉。



2007年11月09日(金)
さすが、大人の女は違うわ

今日は恋人とおウチご飯。

…のはずだった。

約束の時間まであとちょっと!のところで、

彼の上司から連絡があり、

打ち合わせに連れて行かれてしまった。



はああああああ。




こういうとき、快く

「私のことは気にしないで。お仕事頑張って☆」

なんて笑顔ですんなり送り出せるのが

懐の広い大人の女、ってやつなんだろう。

しっかーーーーし。

残念ながら私は“懐が広く”も“大人”でもないわけで。

案の定、不機嫌さMAXで電話を切りましたとさ。


だってー。

今日は朝から「早く会いたい(はぁと)」なんて

ラヴラヴなメールをやり取りしてたのに!

久しぶりにご馳走を作ろうと思って

あれこれ調べたりしたのに!

少しでも早く会いたいから、

超特急で仕事を片付けたのに!

だいたい今までみたいに、

2人でゆっくり過ごせる時間なんて

あとちょっとなのに…。




ぐすん。




しかもさ。そういうときって。

「ごめん。本当にごめんね!」

「早く終わったら会おう。連絡するからね」

とか言われたら、まーしゃーないかー、と思えるのに。


なんか。ちょっと。

「仕事なんだから仕方ないだろ」

「どうしてそういうの、分かってくれないのかなぁ」

とかいうムードが伝わってくると、

こっちも感情の収めどころがなくなって、

ドタキャンはドタキャンじゃん!

なんで私ばっかりが我慢しなきゃいけないの!?

と、まあ、こうなるわけだ。


さすがに、“仕事と私、どっちが大事?”

なんてさぶい台詞は吐きませんがね。

(どっちか?って言われたら、

やっぱり仕事だと思うし。自分的にも)




くーー。悔しい。

うーー。虚しい。


今日、恋人から、ちゃんと連絡来るかなー?





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ばかちん、早く帰ってこーーーーーーい!



2007年11月11日(日)
私だけ時間が止まったまま

恋人にドタキャンされた金曜日。

おウチで日本酒をあおっていると、彼からメール&電話。

「もう帰るけど、今から会えないかな?」

そんなことを言われて、拒否できるはずもなく。

急いで着替えて電車に乗って、

彼の元へと飛んでいきました。




で、仲直り?したかのように見えたのだけど…。




翌日、彼に怒りをぶつけてしまった。

原因は彼が、仲間の集まりに出かけること。

さっきまで「何処出掛けようか?」なんて

相談していたはずなのに。なのに!

突然置いていくなんてひどいよ〜〜(号泣)。




分かってる。分かってるよ。

彼にだって付き合いはあるのだし、

私ばかりを優先できないってことくらい。

私とはいつも一緒に居るんだから、

たまには他の人たちと遊びたいことくらい。

今の状態の彼には、何も考えなくてすむような

気分転換の時間が必要なんだってことくらい。

私よりもあちらを優先させたからって、

私を粗末にしているわけじゃないってことくらい。

分かっている。

分かっているのにどうして、

感情が言うことを聞かないんだろう。




1人になって、落ち着いて考えてみた。

不安。

やっぱり私、不安なんだな。

これから2人の関係が、変わってしまうこと。










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3年も遠距離していたころに比べれば、

どうってことない距離なのに。

情けない。

彼を一番に考えてあげられない自分、

彼を支えてあげられない自分が、

情けない。