いつも全力で物事に取り組んでいるわけでもなく、むしろ息抜きをしながらでしか何事もやりとげられないのだけど、 せっかちと心配性のせいで、常に頭の中は先を先を窺っている。
遠くを眺めすぎて手元がおろそかになるほどに。 あるいは早く早くと願うあまり視界が狭くなるように。
自分の許容量なんて考えたことの1/10にも満たず、しかも育児を始めてから記憶力も低下しているという…
つまり、あれもこれもと焦ってみたものの、数分後には今やっていることしかわからない。
これは新しい感覚だった。育児は関係なく単に歳のせいかもしれないが。
I は保育園に通いはじめて、かなりの頻度で風邪をひく。大抵そのときは私も軽く風邪をもらっている。ふたりで病院にかかり、平癒した週末頃に今度はQが風邪を発症する。
もう、これが、大変に苛立たしい。 腹立たしい。まぁみんないっぺんに寝込むよりマシかもしれないが、勤め人は気の抜けた週末に熱を出すものだから…。
大人の面倒なんぞ全く見る余裕がないのが兼業主婦だ。そもそも、大人ふたりの帰宅後のマンパワーを使ってやっと人間らしい生活をなんとか維持しているにすぎない。
もっと心にゆとりのある生活を、と思うとハウスキーピングをする人が必ず必要だ。 これはもう、絶対だ。 主婦(主夫)ってやはり素晴らしいシステムだと思う。
おお、とりとめないお話に… じぶんの心の整理として。
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